「コンチのGP5000使ってる人多いけど、他におすすめのタイヤないの?」
「速くて乗り心地がいいヤツ、ある?」
そんなあなたにおすすめなのが、ピレリ「P ZERO RACE」。
名前の通りレース向けのタイヤでありながらも、乗り心地のよさは格別です。
そこで本記事では、ピレリ「P ZERO RACE」を徹底レビューします。
ピレリのタイヤを使っている人は多くはないし、私も今回が初めてのピレリです。
ぜひ参考にしてみてください!

初ピレリ。
メチャメチャ楽しみです!


メリット | デメリット |
○転がりが軽い ○グリップ力が高い ○取り付けがラク | ○乗り心地がいい×価格が高い |
「P ZERO RACE」を2カ月使いました
P ZERO RACEを2カ月使った時点でのレビューです。
・ガチ練習
・数回のロングツーリング
主な用途はこんな感じです。
まだ寿命まで使い切っていないので、耐久性については言及していません。
ピレリ「P ZERO RACE」の特徴


P ZERO RACEは、3つの異なるポリマーをブレンドした「スマートエボ・コンパウンド」により、
- グリップ力
- 転がりの良さ
この2つの相反する特性をバランスよく実現したタイヤです。
タイヤ内部に耐パンク性ナイロン補強層を追加しているので、耐パンク性能にも優れていますよ。



ピレリを代表するド定番タイヤです!



ピレリでタイヤ選びに迷ったら、コレ選んどけば間違いなし!
ピレリってどんなメーカー?
ピレリ(Pirelli)は、イタリアのミラノに本社を置く世界第5位のタイヤメーカーです。
F1にも参加しているので、名前を聞いたことのある人も多いでしょう。
タイヤの品質と技術向上に力を入れており、高品質・高性能のタイヤは高い評価を得ています。
P ZERO RACEは、ピレリを代表するロードバイク用のド定番モデルで信頼できるタイヤです。
ちなみに私の勝手なピレリのイメージは、「高い」「レース向け」「マニアック」といったところです。
【P ZERO RACEの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×26C | 205g | 9080円 |
700×28C | 225g | 9080円 |
700×30C | 245g | 11492円 |



サイズ展開は、26C・28C・30Cなのね。



一般的には、25C・28C・30Cのパターンが多いよね。
【2本セットの価格】
700×26C | 16900円 |
700×28C | 17000円 |
700×30C | 17600円 |



Amazonでは単品の品揃えは少ないし。



2本セットのほうが断然お得ですよ!
「P ZEROシリーズ」のラインナップ
・レース向けの「P ZERO RACE」
・トレーニング向けの「P ZERO ROAD」
・4シーズン向けの「P ZERO RACE 4S」
・タイムトライアル向けの「P ZERO RACE TT」
P ZEROシリーズにはこれらのモデルがラインナップされています。
TLR(チューブレスレディ)もありますので、これらは記事のあとのほうで紹介します。
ピレリ「P ZERO RACE」を使用した感想


- 乗り心地がメチャメチャ良い
- レース本番で使いたい
- 価格が高い
ファーストインプレッション
私はP ZERO RACEを「TARMAC SL6」で使いました。
ピレリは今まで手を出すことができず、周りにも使っている人がいない初めてのタイヤだったので、ドキドキしながら装着したのを覚えています。



取り付けはメチャメチャ楽にできました!
乗ってみた最初の感想は、「乗り心地がいい!」でした。
P ZERO RACEはレース用のタイヤという触れ込みだったので、意外でしたね。
もうね、「快適、快適!」



普段は硬いタイヤを使うことが多いので、余計にウットリしちゃう…
私の大好きなコンチネンタル「GP5000」と比較すると、クッション性が高くソフトな乗り心地です。
そして走行音が静か。



サイズはP ZERO RACEが26C、GP5000が25Cの比較です。この差が影響してるのかも。



ちなみにP ZERO RACEは25Cはありません。こだわりがある人は注意して!
正直言って、「愛しのGP5000よりいいかも…」とさえ思ってしまうほど気に入りましたね。
練習より本番で
このP ZERO RACEは夏のセールで思い切って購入し、他のタイヤとの兼ね合いで冬場まで使う機会がなかったタイヤでした。
使うのを楽しみにしていたタイヤだったので、シーズンオフにもかかわらずつい手が出てしまい、主にガチ練習やロングツーリングで使用していましたね。



ウズウズしていたので、我慢できませんでした…
しかし高額なタイヤだったこともあって、使っているうちに「練習で使うのはもったいないな」と感じ始めてしまいました。
一度そう思うと、貧乏性の私はアグレッシブに楽しめなくなってしまい、2ヵ月使ってからはいそいそと取り外して今はガレージに保管しています。
「このタイヤはレース本番で使いたい!」
と思ったからです。



キミの出番は、ココ(練習)ではない!
初めて使用したタイヤにキュンとしてしまう経験は、なかなかに貴重なものです。
私がこれまでに経験したのは、GP5000、アジリストライトのときですね。



今回このP ZERO RACEが、新たに心の殿堂入りを果たしました!
価格は高め
ハッキリ言って、P ZERO RACEの価格は高いです!
私は庶民派タイヤオタクゆえ、高級すぎてビビってしまってます。



パンクさせたくなくて、アグレッシブに攻められない自分がいる…
「せっかくの趣味なんだし、楽しむためには奮発するよ!」という余裕のある人には、P ZERO RACEを激しくおすすめしたいです!



それではここから、P ZERO RACEのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう!
ピレリ「P ZERO RACE」のメリット



P ZERO RACEのメリットがこちら!
メリット | デメリット |
○転がりが軽い ○グリップ力が高い ○取り付けがラク | ○乗り心地がいい×価格が高い |
乗り心地がいい
私が最も強く感じたメリットが、乗り心地のよさです!
GP5000、アジリスト、ファスト、ライト、デューロなどと比べて乗り心地の良さはダントツです。
私は硬いタイヤを使うことが多かったので、一発でファンになりましたね。



あくまで私の好みですが。
転がりが軽い
P ZERO RACEは、軽くて転がりもいいので坂もラクに上れます。
激坂のダンシングでは硬いタイヤのほうが有利かなと思っていましたが、柔らかめのP ZERO RACEでも全く違和感なしに上れました。
実際GP5000と比較するとどうなのか、気になったのでいつもの上りの練習コースを何度も計測しましたが、これに関してはハッキリした差は感じられませんでした。



タイムが同じで乗り心地がいいなら、P ZERO RACEのほうが良いのでは?



平坦の高速巡行はGP5000のほうがラクかも。
グリップ力が高い
グリップ力の高さは、さすがのピレリといったところ。
ダウンヒルが怖くないのがメチャメチャうれしいです!



下りのコーナーでも、しっかり路面を捉えてくれるので安心!
下りのカーブを安心して曲がれるのは本当にうれしいです。
私はダウンヒルが苦手なチキンなので、いつもビビッて引き離されてしまいツライ思いをしています。
しかしひび割れや凸凹が多い田舎の峠道でも、このタイヤはコントロールしやすくて走りやすく、期待を持たせてくれるタイヤです。



このタイヤと一緒ならもっと攻められるハズ!
上りが速くて下りが安心のP ZERO RACEは、ヒルクライムにおすすめのタイヤです。
全開の真剣勝負では、機材に信頼感があるとそれだけで精神的に優位に立てるので、これはもう本番で使うしかないと決意しましたね。



全力を出し切った後に悔いを残さないように、タイヤの選択を誤らないで…
取り付けがラク
P ZERO RACEは柔らかめのタイヤなので、取り付けはラクにできます。
私は普段、硬いタイヤや耐パンクタイヤを使うことが多いので、取り付けに手こずることもありますが、P ZERO RACEはメチャメチャ簡単に装着できます。



タイヤレバーなんて必要なし!
素手でチャチャっと完成です。
私は自称タイヤオタクなので、これまで多くのタイヤの着脱を繰り返してきましたが、このP ZERO RACEが取り付けやすさダントツNo.1です!



たとえパンクしても、恐れることなし!
ピレリ「P ZERO RACE」のデメリット



P ZERO RACEのデメリットも把握しておきましょう。
メリット | デメリット |
○転がりが軽い ○グリップ力が高い ○取り付けがラク | ○乗り心地がいい×価格が高い |
価格が高い
P ZERO RACEの唯一にして重大なるデメリット、それは「価格が高い」こと!
Amazonで2本セットが17000円近くします。
これはかなり高級な部類のタイヤといっていいでしょう。
ちなみに私はこれまで20年以上ロードバイクに乗っていますが、このP ZERO RACEがタイヤでは最も高額な買い物でした。
セールで見つけたので、思い切って購入しちゃったのです!



ハァハァ言いながらポチりましたよ…
【P ZERO RACEの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×26C | 205g | 9080円 |
700×28C | 225g | 9080円 |
700×30C | 245g | 11492円 |
【2本セットの価格】
700×26C | 16900円 |
700×28C | 17000円 |
700×30C | 17600円 |
悲しいかな、タイヤは他のパーツと違い消耗品です。
走れば走るほど次のタイヤの購入が迫ってきてしまいます。



いくら乗り心地や性能が良くても…



数カ月後には買い替えです…
私はP ZERO RACEをかなり気に入ったのですが、ちょっと次もリピートできるかは価格的に自信がなかったので、本格的なサイクルイベントが開始される春まで一旦封印しておくことにしました。



練習でP ZERO RACEを使うなんて、もったいなすぎる!
その後の練習には、練習用の「P ZERO ROAD」を使うことにします。
「持ってんなら、最初から使えばいいのに!」
とツッコミが入りそうですが、なんせピレリのタイヤを使うのは初めてだったので、より上位のP ZERO RACEに先に手が伸びてしまったんですね。



高ぶる気持ちを抑えられず!



フフフ…
夏の特別セールで、RACEと一緒にROADも買っておいたのよ!



Amazonプライムセール、強し!


ピレリ「P ZERO RACE」はこんな人におすすめ!


P ZERO RACEは、乗り心地がいい上にレース本番でも活躍してくれるタイヤです。
特にヒルクライムで効果を発揮すると私は感じました。



優れたグリップの柔らかめのタイヤです。
- 柔らかめのタイヤを試したい人
- レースやイベントなど本格的に走りたい人
- 資金に余裕がある人
「硬いタイヤはイヤなのよ」
「GP5000ばっかりで、もうたくさんよ!」
という人はぜひP ZERO RACEを経験してほしいです。
私の場合は、ヒルクライムコースではGP5000とタイムの差はほぼありませんでした。
乗り心地はGP5000より上なので、一度経験してみる価値はありますよ。



平坦の高速巡行はGP5000のほうがいいかも。
乗り心地が良くて、坂をラクに上れて、ダウンヒルが怖くない。
こんなタイヤにはそうそう出会えません。
価格の高さがネックになりますが、レースやイベントでの成果によっては私もまたリピートしたいタイヤです。



基本的に、本番とガチ練習以外では使わないほうがいいね。



普段の練習で使うなら、P ZERO ROADがおすすめですよ!
P ZEROシリーズのラインナップ



P ZEROシリーズのその他のモデルもチェックしておきましょう!
- レース向けの「P ZERO RACE」
- トレーニング向けの「P ZERO ROAD」
- 4シーズン向けの「P ZERO RACE 4S」
- タイムトライアル向けの「P ZERO RACE TT」
P ZERO RACE
本記事でレビューしたタイヤです。
- 乗り心地が良く
- 転がりが軽くて
- グリップがよく効く
そんなバランスの取れたレーシングタイヤです。



ここぞの場面で使ってほしい!
P ZERO ROAD
プロのトレーニング用タイヤとして開発されたタイヤで、
- 転がりの良さ
- 優れたグリップ
- 高い耐久性
全方位にバランスの取れたオールラウンドなモデルです。
価格が安くコスパの良い、練習用におすすめのタイヤです。



練習でガッツリ使うならコレ!
P ZERO RACE 4S
耐パンク性能、耐サイドカット性能を強化したモデルです。
オールシーズン・全天候に対応したタイヤで、溝の数を増やして排水性を高めることで、濡れた路面でも安心して走れます。



あらゆる天候で安定したグリップ性能を発揮します!



寒冷地ではありがたし!
P ZERO RACE TT
タイムトライアル向け決戦用モデルです。
耐パンクベルトをなくしたP ZEROシリーズ最軽量のタイヤです。
狙いをしぼったレースでの活躍が期待されますね。
タイムトライアルは私の最も苦手な分野で手をつけたことがないので、このタイプのタイヤは使ったことがないですね。



周りにもTTタイヤを使ってる人はいないです。
TLR(チューブレスレディ)について


P ZEROシリーズにはTLR(チューブレスレディ)もラインナップされていますが、私はTLRを持っていません。
P ZERO以外のタイヤなら試乗会などで何度か試したことはありますが、これまで自分でTLRを購入したことはないんですよね。



なんでよ?タイヤオタクのくせに。
TLRのメリット・デメリットはこんな感じですが、私にとってはメリットに対してデメリットが大きすぎてあまり魅力を感じないのです。



「金欠でめんどくさがりだが、パンク修理は得意」の私には、クリンチャーが最強!
- 空気圧を下げて使用できるので、柔らかい乗り心地で快適
- 内部にチューブを持たないので、リム打ちパンクが起こらない
- 異物が刺さってパンクしても、多少は走ることができる
- 価格が高め
- 専用のホイールが必要
- 取り付け、空気圧管理、シーラント剤など色々めんどくさそう
出費とか、めんどくささとかにメチャメチャストレスを感じるタイプなので、手軽なクリンチャーをガンガン使うほうが私には合っているのです。
クリンチャーのパンク修理にも慣れてきて現地であたふたすることもなくなってきたので、TLRでのパンク修理をまた覚えるのがおっくうという気持ちもあります。



クリンチャーのチューブ交換なんて10分でイケる!
パンクしても精神的ダメージゼロ!
チューブレスタイヤの普及率は18.8%です。
クリンチャータイヤの普及率が72.7%なので、まだまだ普及しているとは言えませんが、レース会場ではチラホラ見かけることはあります。
「む…、デキる!」
と思ってしまいますね、なんとなく。
憧れる部分はありますが、私はよほどのこだわりがない限りはクリンチャーでいいと思っています。
身近でチューブレスレディに替えた人がいましたが、パンクした時に対応できなかったらしく、すぐにクリンチャーに戻していましたし。
特に初心者のうちはクリンチャーのほうがおすすめですよ。
憧れるだけにしておいたほうが無難です。



ショップ店員が初心者にゴリッゴリにチューブレスレディをすすめてたのを見たときは、ドン引きしましたね…



あのお客さん、どうしたんやろ…
ピレリ「P ZERO RACE」レビューまとめ
本記事では、ピレリ「P ZERO RACE」をレビューしました。
- 乗り心地がいい
- 坂をラクに上れる
- ダウンヒルが怖くない
レース本番で使えるタイヤでありながら、乗り心地までいいなんてなかなかないですよ。
柔らかくてタイヤ交換がラクにできるのもポイント高し!
値は張りますが、一度は経験しておいて損はないタイヤです。
ぜひチェックしてみてください!
メリット | デメリット |
○転がりが軽い ○グリップ力が高い ○取り付けがラク | ○乗り心地がいい×価格が高い |