タイヤ以外で本当に買ったよかった自転車グッズ|サドルバッグの話

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ロードバイクを始めた頃、私にとってサドルバッグは「とりあえず付けておくもの」でした。

正直に言うと、あまり好きじゃなかったです。

見た目がゴチャつくし、軽量化に逆行している気もするし、できれば付けたくない。

「まあ、なくても何とかなるでしょ」

そんな気持ちで、サドルバッグをナメていました。

でも今はサドルバッグなしで走るのは、ちょっと考えられません。

それは「便利だから」でも「定番だから」でもなく、実際に何度も助けられたからです。

本記事では、サドルバッグについて私が思うことや経験してきたことを「エッセイ風」に綴ってみました。

たっち

私の「サドルバッグ物語」。
楽しんでいってください。

これは、サドルバッグが好きになった話であり、ロードバイクとの付き合い方が少し変わった話でもあります。

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正直、最初はサドルバッグをナメていました

正直に白状しちゃいます。

私は最初、サドルバッグをナメていました。

「どうせ予備チューブ入れる袋でしょ?」
「見た目、ちょっとアレだし…」
「走りに影響出たらイヤだな…」

完全に上から目線で見ていました。

「なくても何とかなる装備」、そんな認識だったのです。

そんなある日、サドルバッグなしで走りに出ていたときのこと。

たっち

何も起きない気がしたから。
付けるのめんどくさくて…

この「気がした」という根拠のなさが、今思えば最高に無防備でした。

数キロ後。

シュゥゥゥゥ……

ああ、あの音だ。
サイクリストなら誰でも知っている、心臓を直接握られる音。

私は立ち尽くしました。

コンビニもない、スマホの電波も弱い…

ポケットを探る。
ない。
ない。
もちろん、サドルバッグもない…

あの時の絶望は、今でもよく覚えています。

「ああ、サドルバッグをナメてたせいだな…」

ここから、私のサドルバッグへの評価が180度転換しました。

「あれ…?
サドルバッグってもしかして…
めちゃくちゃ大事なのでは?」

たっち

我ながら、気づくの遅すぎでした…

サドルバッグの役割は道具を運ぶことだけではありません。

「何か起きても大丈夫」

そう思える安心感を常に連れて走るための存在なのです。

自転車を押して帰る道すがら、私はずっと考えていました。

  • あの丸っこいフォルム
  • あの地味な存在感
  • あの「いつもそこにある」感じ

全部、安心の塊だったのだなと――


それ以来、サドルバッグが付いているだけで気持ちが全然違います。

走りに行く前、後ろをチラッと見る。

いる。
よし。

たっち

この確認で、ライドの成功率が体感20%アップ!

私はもう、サドルバッグをナメません。

むしろ、敬意を払っています。

あの小さなバッグは、ロードバイク界の保険証だ。

そして私は今日もまた、サドルバッグを装着して走り出す。

「何も起きませんように。
でも、起きても大丈夫なように」


美人秘書

良さそうに話してるけど、サドルバッグなんて付けっ放しにしておけばいいじゃない。

たっち

そうもいかない理由が…
このあとお話していきます。

サドルバッグという名の「存在」

私は相棒のロードバイクを愛しています。

厳密に言うと、見た目も含めて愛しています。

フレームのライン、サドルからシートポストへの流れ、リア三角のシャープさ。
――完璧だ。

そこに、黒くて丸っこいサドルバッグがぶら下がる。

……違う。
そうじゃ、そうじゃない。

たっち

違うんだよキミ…

いや、分かってはいます。

キミが必要なのは分かっている。

パンク修理・チューブ・レバー・携帯ポンプ。
命綱だ。
実用性の塊だ。

でもなぜ、キミがそこにいると一気に生活感が出るのか。


私はいつも、写真を撮るとき無言でサドルバッグを外します。
誰に何か言われるわけではない。
もはやこれは儀式

サドルバッグを外した瞬間、愛車は「作品」になる。
付けた瞬間、「移動手段」になる。

この差は何だろう。


家に帰って、一杯やりながらウットリと愛車を眺める。

鑑賞用にと外されたサドルバッグは、机の上で静かに転がっている。

完璧なシルエットの愛車と、
地味だけど頼れるアヤツ。

どちらが欠けても、今日のライドは成立しなかった。

私は知っている。

サドルバッグは「見せるための存在」ではない。
「走るための存在」だ。

だから私は、写真を撮るときは外すし、愛でるときも外す。
そして走るときは必ず付ける。

それでいい。

美しさと安心感は、同時に成立しなくてもいいんだ。

そして今日も私は、
サドルバッグをそっと外し、
シャッターを切り、
また黙って取り付ける。

これはもう、愛のカタチのひとつなのだから――

美人秘書

な、なかなかですね…

サドルバッグとリュック。迷っている人はこちらの記事を。
→徹底比較!サイクリングにはどっちがおすすめ?メリット・デメリット解説

サドルバッグの中身は、履歴書である

ライド中、ベテランサイクリストによく聞かれることがあります。

「で、サドルバッグの中身、何入れてる?」

天気の話でもなく、走力の話でもない。

中身チェック。

これはもう、サイクリスト同士の名刺交換みたいなもの。


得てして初心者のサドルバッグは、だいたい重いってのが通説。

  • 予備チューブ2本
  • CO2と携帯ポンプ両方
  • 六角フルセット
  • なぜか軍手
  • 使ったことのない応急パッチ

不安は、すべて詰め込まれています。

サドルバッグはパンパン、
気持ちもパンパン。

一方、少し慣れてきた人のサドルバッグは明らかにスリム。

中身を聞くと、「チューブ1本と、レバーと、あとは最低限かな」というお答え。

だいたい、「最低限」と言う人ほど本当に困らないものです。


ベテランともなると、もはやバッグを開けなくても形と揺れでだいたい察してしまいます。

そして、こう言う。

「ああ…その重さは、まだ成長期だね」

悪気はない。
むしろ優しい。


気がつくと、自分のサドルバッグも変わっていた。

あれだけ入れていた物が減り、気がつけば「これで大丈夫」と思えるようになっている。

サドルバッグが軽くなるのは、装備を削ったからではない。

経験が詰まったからだ。

そして最終的に、こう思うようになる。

「サドルバッグは、ただの収納じゃない」

そこには、

  • 失敗した日の記憶
  • 助けられた日の安心感
  • 何も起きなかった帰り道

全部が入っている。

そう、サドルバッグの中身はその人の自転車歴そのものだ。

軽いか重いかより、ちゃんと「自分用」になっているか。

それが分かるようになったときが、たぶん一人前のサイクリストになれたときなのだ。

美人秘書

サドルバッグは、サイクリストの「性格」と「歴史」が詰まった場所なのですね(しみじみ)。

たっち

続いて、サドルバッグへの私の想いをポエム調で伝えようと思います。

サドルバッグ賛歌

〜キミがいなければ、ボクは今ごろ立ち尽くしていた〜

告白しよう。
ボクはキミを、完全に見くびっていた。

小さくて、黒くて、存在感は控えめ。
見た目だけなら、正直、主役ではない。

だが違った。
キミは縁の下どころか、地盤だった。


キミの中には何がある?

・予備チューブ
・タイヤレバー
・携帯工具
・電動ポンプ
・なぜか入れっぱなしの絆創膏

……これ全部、「もしも」のためだけに存在している。

普段は一切、仕事をしない。
なのに、一度出番が来たらライドの生死を分ける。

何そのプロフェッショナル感。


考えてみてほしい。

パンクした瞬間、周囲には何もない。
コンビニもない。
自転車屋もない。
あるのは風とアスファルトだけ。

そんな荒野で、黙って背後に控えているキミ。

「大丈夫。全部入ってる」

この安心感よ。


キミはオシャレじゃない。
映えない。
主張しない。

でも、トラブル時に主役を食う存在感がある。

ヒーローはいつも遅れてやってくる?
違う。

キミは最初から
そこに付いている。


そしてボクは知っている。

キミが仕事をしない日は、最高の日だということを。

何も起きなかった。
つまり、キミが必要になる状況が来なかった。

それだけで、キミは今日も役目を果たしている。


もう言い切ろう。

サドルバッグは、ダサくない。
地味でもない。

尊い。

むしろ、付いていないほうが無謀だ。


だからボクは今日も、キミをサドルの下に装着する。

カメラの前では外すけど、走る前には必ず戻す。

だって分かっているから。

「このライドの安心感の8割は、キミが背負っている」


サドルバッグよ。
小さき偉大なる相棒よ。

今日もどうか、出番がありませんように。

でも、いつでも頼みます。

サドルバッグあるある・小ネタ集

美人秘書

それではここで、サドルバッグにまつわる「あるある話」や「定番の小ネタ」を紹介します。

たっち

クスっとしてもらって、サドルバッグに愛着を持ってもらえたらと思います。

サドルバッグあるある

「軽量化!」と言いながら、最終的に四次元ポケット化

空気入れは忘れるのに、使わない六角は常備

「今日はパンクしないだろ」と外した日に限ってパンク

タイヤと近すぎて、段差でゴリゴリ擦れる

何か落とした気がして振り返る→何も無い(ただの幻)

バッグがデカくて、後ろから見たらカブトムシ

中身が多すぎてチャックが閉まらず、無言の圧

ベテランほど「中身、何入れてる?」と聞きがち

初心者ほど全部持って行こうとする

仲間に「それ工具箱?」と言われる

「予備チューブ忘れた」→誰かが必ず持ってる

そしてその人のバッグはだいたいデカい

開けた瞬間に、ポンプが飛び出すロシアンルーレット

最初はパンパン→経験とともに洗練されていく

サドルバッグが軽くなるのは上達の証でもある

サドルバッグの価値と、選ぶときの現実的な話

ここまでお伝えしてきたように、サドルバッグは「収納力」や「スペック」だけで語れる道具ではありません。

しかしここで一度、現実的な価値も整理しておきましょう。

サドルバッグがもたらしてくれるのは、

  • トラブルが起きても「詰んでいない」という安心感
  • 行き先や距離を制限しなくていい自由さ
  • 何も起きなかった一日を、何度も積み重ねられる余裕

この3つです。

たっち

これは、軽量化や空力よりも長く自転車を楽しむ人ほど効いてくる価値です。

サドルバッグ選びで大事なのは「正解」より「相性」

サドルバッグはネットで調べると無数に出てきます。

容量、重量、防水性、価格。
比べ始めるとキリがありません。

でも実際に使ってみて思うのは、「これが正解」というサドルバッグは存在しないということです。

  • 最低限の物が入るサイズ
  • 走っていて気にならない固定感
  • 自分のバイクにしっくりくる見た目
たっち

この3つが揃っていれば、細かいスペックは後からどうにでもなります(経験談)。

おすすめモデルについて

私自身、多くのサドルバッグを使ってきました。

それぞれに良いところも、微妙なところもあります。

だからこそ、「これ一択です」と言うつもりはありません。

ただ、

  • 初心者でも扱いやすいもの
  • 実際にトラブル対応で困らなかったもの
  • 使っていてストレスが少なかったもの

こうした基準で選んだおすすめモデルは、別の記事で詳しく解説しています。

もしサドルバッグ選びで迷っているなら、そちらを参考にしてみてください。

美人秘書

安心の超人気ド定番モデルはこちら!
一度使ってみて。

たっち

これらのおすすめサドルバッグの詳しいレビューや解説は、こちらの記事からどうぞ!

サドルバッグは、あとから評価が上がる道具

サドルバッグは、買った瞬間に感動する道具ではありません。

むしろ、

  • 何も起きなかった日
  • 使わずに済んだライド
  • ただ無事に帰ってきただけの日

そういう時間を重ねるほど、じわじわ評価が上がっていく道具です。

気づいた頃には、

「もう、これ無しでは走れないぜ」

そんな存在になっているはずですよ。

まとめ|サドルバッグは「安心を積む道具」

サドルバッグは、走りを速くしてくれる道具ではありません。

見た目が良くなるわけでも、所有欲を強く満たしてくれるわけでもありません。

それでも私は、サドルバッグを「本当に買ってよかった」と思っています。

理由はシンプルで、何も起きなかった日を、何度も作ってくれたからです。

トラブルが起きても大丈夫だと思えること。
少し遠くまで走ってみようと思えること。
帰り道を心配せずに、ペダルを回せること。

サドルバッグはそういう「安心」をいつも静かに積んでくれています。

派手さはないけれど、気づけば手放せなくなっている。

そんな道具が一つあることで、ロードバイクは自由でやさしい乗り物になるんだなと思っています。

美人秘書

おすすめのサドルバッグを載せておきますが、サイズは超ミニ・S・M・L・大容量と豊富です。

たっち

ストラップ固定式やカチッとはめ込むワンタッチ式など、タイプもいろいろ揃っているので、下のレビュー記事も参考にしてみてね。

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