「アジリスト買おうか迷ってるけど、パンクが心配で…」
「パンクに強いアジリストが欲しいぜ!」
そんなあなたにおすすめなのが、パナレーサー「アジリスト デューロ」。
パナレーサーが全力を投入した意欲作「アジリストシリーズ」の耐パンク性能強化モデルです。
本記事では、このパナレーサー「アジリスト デューロ」を徹底レビューします。
パンクに悩まされている皆さん、要チェックですよ!

あのアジリストがパンクに強くなったなんて夢のよう…


メリット | デメリット |
○ノーマルアジリストと遜色のない走行性能 ○耐パンクタイヤの割に重量が軽い ○お手頃な価格 | ○パンクに強い×耐久性に不安あり |
アジリストデューロを寿命まで使いました
「試乗会で乗り心地を確認しました」とか「タイヤを借りて数日使いました」ではなく、タイヤが寿命を迎えるまで使い切ってのレビューです。
パナレーサー「アジリスト デューロ」の特徴


アジリストデューロは、新開発された「タフ&フレキシブル・スーパー・アウターシールド」+「プロタイトベルト」によりノーマルのアジリストから更に耐パンク性能がグレードアップしたモデルです。
耐パンクベルトがサイドまで強化されている上に、重量230g(25C)という軽さを実現しています。



DURO(デューロ)はイタリア語で、「かたい、堅牢な」「タフ、たくましい」という意味がありますよ。



たくましいアジリストだなんて、ゾクゾクしちゃう!
パンク要因の多い荒れた路面や、パンクを避けたいロングライドなどで威力を発揮する超強化レーシングタイヤです!
【パフォーマンス】
ヒルクライム | レース | ツーリング |
6 | 8 | 10 |
【重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 210g | 5805円 |
700×25C | 230g | 5376円 |
700×28C | 250g | 5881円 |
700×30C | 280g | 5959円 |
価格の安さもアジリストデューロの魅力です。
パナレーサーのトップグレード「アジリスト」の耐パンク性能を強化したレーシングタイヤが、Amazon価格で5000円代で購入できるのは本当にありがたい!
海外メーカーの同レベルのタイヤを買おうものなら、数千円はプラスしなくてはなりません。



それでは、アジリストデューロを詳しく見ていきましょう!
パナレーサー「アジリスト デューロ」を使用した感想


- 耐パンク性能に優れている
- 寿命が短い
- 走りはノーマルアジリストと遜色ない
- 価格はお手頃
パンクに強いが耐久性に不安あり
私はさまざまなタイヤを試すのが好きなタイヤオタクですが、同時にパンク恐怖症でもあるので、これまでに多くの耐パンクタイヤを使ってきました。
そんな中でこのアジリストデューロは、パナレーサーのトップグレードのアジリストシリーズの耐パンク性能強化モデルということで、購入前からメチャメチャ楽しみにしていました。
いざ使ってみると、結果的にはパンクは一度もナシ!
さすがデューロ!
期待通りの働きをしてくれましたが、7カ月目と8カ月目にタイヤの表面がボロボロになって寿命を迎えることとなりました。
距離にして3000kmオーバーといったところです。
このタイヤは練習では使っておらず、ロングツーリングやちょっとしたサイクリング、普段使いなどでの使用だったので、正直これにはガッカリしてしまいました。



パンクゼロは当然として、1年以上は乗りたかった…
アジリストデューロは耐パンク性能を強化したモデルでありながら、軽さと乗り心地のよさを実現させている素晴らしいタイヤです。
しかし「強靭!」とか「超強化レーシングタイヤ」というイメージの割には寿命が短すぎます。
表面のひび割れも早いと感じました。



期待が高かっただけに…
走りは素晴らしい!
走ってみた印象をノーマルのアジリストと比べてみると、
- 少し重さを感じる
- やや硬さも感じる
といった面はあるものの、アジリストらしい軽やかな走りは健在で、振動吸収にも優れていて突き上げが少なく気持ちよく走れます。
- 転がり抵抗の軽さ
- グリップ力の高さ
- コーナーの安定性
などもノーマルのアジリストと大きな違いは感じられませんでした。



さすがアジリストシリーズ!



単なる耐パンクタイヤではないですぞ!
価格はお手頃
価格の安さもアジリストデューロの魅力です。
タイヤは他のパーツと違い消耗品なので、走れば走るだけ次のタイヤの購入を迫られてしまいます。
「パンクの心配なしにアジリストの走りを!」
「でも出費は抑えたい!」
アジリストデューロは、そんな皆さんにもおすすめですよ!
パナレーサー「アジリスト デューロ」のメリット



さっそくアジリストデューロのメリットを見ていきましょう!
メリット | デメリット |
○ノーマルアジリストと遜色のない走行性能 ○耐パンクタイヤの割に重量が軽い ○お手頃な価格 | ○パンクに強い×耐久性に不安あり |
パンクに強い


アジリストデューロは、新開発された「タフ&フレキシブル・スーパー・アウターシールド」+「プロタイトベルト」によりノーマルのアジリストから更に耐パンク性能がグレードアップしたモデルです。
耐パンクベルトがサイドまでカバーしているので、サイドカットに強くなっているのも心強い。
パンクに弱いというイメージのアジリストですが(私の独断と偏見です…)、強化された耐パンク性能の実力とやらをさっそく見ていきましょう!



結論から言うと、8カ月間タイヤ2本ともパンクなしでした!
パンクに強いと謳っている耐パンクタイヤでも、半年もせずにパンクしてしまうことも多々ある中、これは素晴らしい結果です!
私はパンクに対して過剰に警戒してしまうチキンな性格なので、パンクゼロというだけで大満足です。



まさに「看板に偽りなし」ですね!
アジリストと遜色のない走行性能
ノーマルのアジリストの走りは軽くて滑らかで、軽快にスルスル進みます。
- 転がり抵抗が軽く、
- グリップ力があり、
- フィーリングはバッチリ!
このノーマルアジリストに耐パンク性能がプラスされるなんて夢のようです。
実際に走ってみて感じたのは、
- 多少の重量感
- やや硬め
- 振動を吸収してくれる
- コーナーも安定
ノーマルのアジリストに比べて多少の重さと硬さは感じるものの、ヒルクライムや街中のストップアンドゴーでちょっと気になるくらいで、走りの違いはほとんど感じられません。
アジリストとほぼ変わらぬ乗り味で耐パンク性能が強化されているのが、アジリストデューロ最大のメリットです。
このタイヤはロングライドに向いているので、私はツーリングやゆるポタに使っていました。
以前はシュワルベ「マラソン」でロングツーリングをすることが多かったのですが、アジリストデューロを買ってからはデューロばかり使うようになりましたね。



走り自体を楽しめますからね!
【参考までにアジリストとの重量の比較】
アジリスト | アジリストデューロ | |
700×23C | 180g | 210g |
700×25C | 200g | 230g |
700×28C | 210g | 250g |
700×30C | 240g | 280g |



走り出しでこの重量の差を実感しますね。
【ノーマルのアジリストの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 180g | 5675円 |
700×25C | 200g | 5604円 |
700×28C | 210g | 5681円 |
700×30C | 240g | 5204円 |
耐パンクタイヤの割に重量が軽い
耐パンク性能を強化するとタイヤは硬く肉厚になって、どうしても重くなってしまいます。
しかしアジリストデューロは非常に軽い!
「ノーマルのアジリストより重い」と先に述べましたが、それはあくまで走りを重視したレーシングタイヤと比較してのもの。
耐パンクタイヤの中では屈指の軽さを誇ります。



ノーマルアジリストの謳い文句は「圧倒的オールラウンダー」ですが、その実ゴリゴリのレーシングタイヤですからね。
私はこれまでに多くの耐パンクタイヤを試してきましたが、軽さではこのアジリストデューロがダントツのナンバーワンです!
- 転がりの良さ
- グリップ力
- 振動吸収
- カーブの安定性
これらの走行性能に関しても耐パンクタイヤの中ではトップクラスです。
パンクも避けたいし走りも楽しみたいロングツーリングには、ピッタリのタイヤですよ!



耐パンクタイヤにもツーリング用タイヤにも優れたモデルはありますが、アジリストデューロに乗ってからは、もう他のタイヤには戻れないです。
【主な耐パンクタイヤとの重量比較】
デューロ | リブモ | ツーキニスト | マラソン | |
25C | 230g | 340g | 350g | 520g |
28C | 250g | 390g | 380g | 560g |



「耐パンクタイヤ」についてはこちらの記事を参考にしてみてね!


お手頃価格
ノーマルのアジリストと遜色のない走りを実現させながら、耐パンク性能を強化したアジリストデューロですが、価格の安さも大きな魅力です。
これだけの性能を備えたタイヤがAmazon価格で5000円代で買えるのは本当にありがたいことです。
タイヤは他のパーツと違って消耗品なので、「安い」ことは自転車を長く楽しむ上で重要な要素ですからね。



海外メーカーが出してたらこの価格では買えないね!
【アジリストデューロの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 210g | 5805円 |
700×25C | 230g | 5376円 |
700×28C | 250g | 5881円 |
700×30C | 280g | 5959円 |
パナレーサー「アジリスト デューロ」のデメリット



それではアジリストデューロのデメリットも見ていきましょう。
メリット | デメリット |
○ノーマルアジリストと遜色のない走行性能 ○耐パンクタイヤの割に重量が軽い ○お手頃な価格 | ○パンクに強い×耐久性に不安あり |
耐久性に不安あり
耐パンク性能を強化した「強靭!」なタイヤと言われると、「耐久性も高くて長持ちするタイヤ」というイメージが湧きますが、残念ながらアジリストデューロは決して長持ちするタイヤではありません。



あくまで私の実感です…
一般的にパンクに強いタイヤは通勤・通学やロングツーリングに使われますが、これらのタイヤはみな耐久性も高く長く使うことができます。
ただその分、走行性能を犠牲にしているので走り自体を楽しむことが難しい側面もあります。



アジリストデューロは、パンクに強く走りも楽しめるけど…



耐久性に不安を抱えているのです…
私の場合は、7、8カ月ほどでひび割れなどで表面がボロボロになり、寿命を迎えることとなりました。
その間、前後ともパンクは1度もなかったです。
走行距離はおおよそ3000kmちょっとでした。
私は普段練習で長距離を激しく走っているので、半年もたないタイヤもたくさん経験してきたし、耐パンクタイヤなのに1ヵ月もたずに逝ってしまうこともあります。
しかしこのアジリストデューロは練習では使わず、ロングツーリングやちょっとしたサイクリングをメインに、買い物などの普段使いで使用していただけでした。
過保護にしてきたのに、まさかこんな…



それゆえに落胆も大きくて…
タイヤ表面のひび割れや劣化が早めに現れたのが気になったので、逆に短い期間でガシガシ使ったほうが満足度が高かったのかなとも思いました。
私は現在は「アジリスト ライト」を使ってますが、アジリストデューロはまた使ってみたいと思えるタイヤではありました。



ちなみにアジリストライトは、ヒルクライム用の鬼軽タイヤです!
【アジリストライトの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 160g | 5786円 |
700×25C | 170g | 5495円 |
700×28C | 190g | 5899円 |



アジリストシリーズから、ノーマルのアジリストと超軽量のアジリストライトのレビューもしてるので、参考にしてみてね!




パナレーサー「アジリスト デューロ」はこんな人におすすめ!
アジリストデューロは、国内メーカー・パナレーサーのトップグレード「アジリストシリーズ」の耐パンク性能強化モデル。
パンクの心配をすることなく走り自体も楽しむことができるので、ロングツーリングにおすすめです。



ツーリング中のパンクなんて最悪だものね。



悪路が現れても怖くないですぞ!
- ツーリングをする人
- 外出先でのパンク修理に自信がない人
- アジリストの走りを味わいたい人
これまで私がツーリングに使っていたタイヤはこれらですが、
- 耐パンクタイヤのパナレーサー「リブモ」
- ツーリング用タイヤのシュワルベ「マラソン」
舗装路のツーリングなら、今はアジリストデューロ一択です!
楽しくラクに走れるところが、ツーリングにはピッタリなのです!
通勤・通学にはおすすめできない
「パンクに強いタイヤなら、通勤・通学でも使えるんじゃない?」
と思うかもしれませんが、正直アジリストデューロを通勤・通学で使うのはおすすめできません。
・耐久性に不安がある
・他に安くて丈夫なタイヤがある
・アジリストデューロを通勤・通学で消耗させるなんてもったいない
日常の足というよりは、趣味で自転車を楽しむためのタイヤだと思います。



通勤・通学におすすめのタイヤはこちらにまとめているので、参考にしてみてね!


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Amazonプライム会員についてこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください!



見逃したらもったいないですよ!


パナレーサー「アジリスト デューロ」レビューまとめ
本記事ではパナレーサー「アジリスト デューロ」をレビューしました。
- パンクに強い
- アジリストの走りを味わえる
- 耐パンクタイヤなのに軽い
- お手頃価格
これらを兼ね備えた「アジリストシリーズの耐パンク性能強化モデル」が、Amazon価格で5000円代で買えるのはうれしい限り。
パンクに強くて、軽くて、走りが楽しい「アジリスト デューロ」!
要チェックのタイヤですよ!
メリット | デメリット |
○ノーマルアジリストと遜色のない走行性能 ○耐パンクタイヤの割に重量が軽い ○お手頃な価格 | ○パンクに強い×耐久性に不安あり |



