「パナレーサーのアジリスト、気になる!」
「でもどのモデルがいいのかよく分からん…」
そんなあなたのために、本記事ではパナレーサーの「アジリストシリーズ」を徹底レビューします!
ラインナップはこの4種類!
- アジリスト
- アジリスト デューロ
- アジリスト ライト
- アジリスト ファスト
パナレーサーが総力を挙げて完成させた自信作です!
高品質でありながら、お手頃な価格なのも魅力ですよ。
ガチのレーサーからライト層まで幅広くおすすめできるアジリストシリーズ!
ぜひチェックしてみてください。

見逃すなんてもったいないですよ!
アジリストシリーズとは?
パナレーサーのロードタイヤ「アジリスト(AGILEST)」シリーズは、2022年2月22日に世界同時リリースされたパナレーサー渾身の力作です。
前シリーズの「RACE EVO」シリーズは、プロ選手からホビーライダーにまで幅広いファンを持つ人気シリーズでしたが、近年は海外ブランドのライバル製品に押され気味になっていました。
そんな中、状況を打破するべくパナレーサーが総力を挙げて投入したのがこの「アジリスト」シリーズ!
本記事では、そんなパナレーサーの本気の逸品を徹底レビューします。



アジリストシリーズのラインナップはこちら。
- オールラウンダーの「アジリスト」
- 耐パンク性能を強化した「アジリスト デューロ」
- 超軽量の「アジリスト ライト」
当初はこの3シリーズでの展開でしたが、2023年8月1日にアジリストシリーズの最上位モデルとして登場したのが、
プレミアム・フラッグシップモデル「アジリスト ファスト」!
また、2024年7月1日には「アジリスト ファスト TLR」が発売されました。



「TLR」とは「チューブレスレディ」の略です。
チューブは不要ですが、シーラントという液体や対応したリムが必要となります。



本記事ではクリンチャータイヤ(いわゆる普通のタイヤ)を紹介しますね。
アジリストシリーズの特徴
アジリストシリーズの特徴は、「軽い」ことです。
【アジリストシリーズの重量】
アジリスト | ノーマルデューロ | ライト | ファスト | |
700×23C | 180g | 210g | 160g | ― |
700×25C | 200g | 230g | 170g | 230g |
700×28C | 210g | 250g | 190g | 250g |
700×30C | 240g | 280g | ― | ― |



書きながら「かっる!」って呟いちゃうくらいだわ。
それぞれのモデルの特徴がこちら。
「圧倒的オールラウンダー」
コスパ最高のオーソドックスなレーシングタイヤ「アジリスト」
「軽いのに、強靭」
パンクに強い超強化レーシングタイヤ「アジリスト デューロ」
「鬼軽」
ヒルクライム特化の超軽量レーシングタイヤ「アジリスト ライト」
「新生プレミアム・フラッグシップモデル」
アジリストを超えるアジリスト「アジリスト ファスト」
レース・ロングツーリング・ヒルクライムなど、自分のライドスタイルに合わせてタイヤを選べるのがうれしいところです。



迷ったらノーマルのアジリストを選んどけば、間違いナシ!



それでは、それぞれのモデルを徹底レビューしていきますよ!
アジリストシリーズを寿命まで使いました
「試乗会で乗り心地を確認しました」とか「タイヤを借りて数日使いました」ではなく、タイヤが寿命を迎えるまで使い切ってのレビューです。
アジリスト(ノーマル)


パナレーサー「アジリスト」のメーカーによる謳い文句は、「圧倒的オールラウンダー」です。
- 転がりの軽さ
- 高い耐パンク性能
- グリップ力
- しなやかさ
これらを同時に実現させた究極のスタンダードモデル!
【パフォーマンス】
ヒルクライム | レース | ツーリング |
8 | 8 | 8 |
「最もオーソドックスであり様々なシーンやレースに対応する次世代のレーシングタイヤ」とメーカー公式で紹介されているタイヤです。
- タイヤの構造
- コンパウンド
- 耐パンクベルト
アジリストは、これらのタイヤを構成する全てを見直して再構築することによって、前作にあたる「EVO4」を上回る転がり抵抗・軽さ・耐パンク性能を実現しています。



新開発によって、前作より転がり抵抗低減と40gの軽量化を実現!
(※700×25C比)
しかもサイクリストにうれしいのがその価格!
トップグレードのタイヤでありながら、Amazon価格はなんと5000円代!



他の海外ブランドならミドルグレードの価格帯で、パナレーサーのトップグレードを味わえる。コレは見逃すわけにはいかぬ!
【重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 180g | 5675円 |
700×25C | 200g | 5604円 |
700×28C | 210g | 5681円 |
700×30C | 240g | 5204円 |
アジリストのメリット・デメリット



それでは実際にアジリストを使ってみて感じたメリット・デメリットを見ていきましょう!
メリット | デメリット |
○重量が軽い ○グリップ力が高い ○日本メーカーで安心 ○この走行性能でこの価格ならコスパ良し | ○転がり抵抗が軽く、軽快に走れる×寿命が短い(耐久性が低い) | ×パンクしやすい
抜群の走行性能
転がり抵抗が軽くて、軽快にスルスル進みます。
「軽くて、滑らか」という印象で、乗り心地は快適!
そしてグリップの効きが良く、しっかりと路面を捉えてくれます。



コンチネンタル「GP5000」よりもグリップ力が高いと感じました。
タイヤ自体の重量も軽く上りもラクに走ることができ、高いグリップ力でコーナーも安定するのでダウンヒルも安心して下れます。
私はヒルクライムの練習をすることが多いのですが、このアジリストはヒルクライムにはピッタリのタイヤです!



上りと下り両方で威力を発揮します!
お手頃価格でコスパ最高
安心と信頼の日本メーカー「パナレーサー」のトップグレードのタイヤが、Amazon価格で5000円代です!
見逃すなんてもったいないです!
「ハイエンドタイヤ、憧れるなあ…」
「でも、高すぎて無理!」
そんな人にはぜひアジリストをおすすめしたいです。
走行性能に関しては、大人気ド定番の王道ハイエンドタイヤ、コンチネンタル「GP5000」と比較しても不満な点はありません。
アジリストでぜひトップグレードの走りを体感してみてください!
他の海外ブランドのトップグレードは1万円以上!
私はアジリストの前は、スペシャライズド「ターボコットン」を使っていました。
このタイヤはAmazonの取り扱いがなく(2024年10月時点)、スペシャライズド オンラインストアでの価格は11000円です。
およそ半額でパナレーサーのトップグレード「アジリスト」が買えるなんて、コスパの良さは抜群です!



アジリストのデメリットもチェックしておきましょう!
タイヤの寿命が短い
「圧倒的オールラウンダー」という謳い文句の割には、タイヤの寿命が短い印象です。
- 前輪は異物が刺さってのパンクとサイドカットによるパンクが連発して1ヵ月もたずに交換
- 後輪はパンクはなかったが、半年ほどで表面がすり減って寿命を迎える
結果として比較的早めのタイヤ交換ということになり、残念な気持ちになりました。



具体的に気になったところはこちら。
- サイド部分の耐久性が弱い
- GP5000と比べると、亀裂やカット傷が入りやすい
- GP5000と比べると、ゴムの層が薄く感じる
- スリップサインが浅く、すり減りによる寿命を迎えるのが早い
練習で使うのではなく、レース本番の決戦用として使うのがいいのかなと感じました。



キレイな路面中心で走っていれば、もっと長く使えていたかも。



荒れた山道ばかり走っていたものね。
追記(2025年1月)
初めてのアジリストは早々に逝ってしまいましたが、タイヤ自体は気に入っていたので心の傷が癒えてから再び購入!
結果的に10カ月、11カ月ほどをみっちり使うことができました。
パンクは1度ありましたが、私は練習で一般の人よりは多く激しく走っており、悪路の山道を走ることも多いので大満足の結果となりました。
アジリストはこんな人におすすめ!
アジリストの謳い文句は「圧倒的オールラウンダー」ですが、むしろレースなどの決戦用として使うことをおすすめします。
間違っても通勤・通学などで使ってはいけません。



価格以上に高性能なタイヤです!
通勤・通学で消耗させるのはもったいないよ!
- レースやイベントの決戦用として使う人
- 速さを追求したい人(特に上り)
- 他ブランドのハイエンドタイヤは高すぎると感じる人
- 通勤・通学での使用は考えていない人
本番で使う人におすすめ
アジリストは走行性能が高く、レースやイベントの本番でも活躍してくれる短期決戦用のタイヤです。
特にヒルクライム決戦用としておすすめです!
耐久性は低めなので毎日の練習用として使うよりも、レースやイベント本番のとっておきの場面で使うほうが満足度は高くなるでしょう。
人と一緒に走るときも、いいカッコ見せのために積極的に使っていきましょう。



路面がキレイなら、練習で使うのもアリですよ。
手軽にトップグレードを味わいたい人に
レース本番でも使える高性能なタイヤなので、「海外ブランドのハイエンドタイヤは高すぎてちょっと手が出ないな…」という人にもおすすめです。
海外ブランドのタイヤはトップグレードだと1万円ほど、セカンドグレードで5000円~8000円ほどします。
パナレーサーのトップグレードのアジリストが、他ブランドのセカンドグレードの価格で買えるのだから超お得です。



コンチネンタルのミドルグレードの「ゲータースキン」を使いましたが、走行性能は断然アジリストのほうが上です!



「ゲータースキン」はAmazon価格(2024年10月時点)で7000円前後のタイヤです。
実際、私はアジリストに替えただけで速く走れるようになった気がします(特に上り)。
Amazon価格で5000円代で夢のハイエンドタイヤの気分を味わえるのですから、これはおすすめですよ!
通勤・通学にはおすすめできない



耐パンク性能や耐久性の面から、毎日の通勤・通学に使うのはおすすめできません。



絶対にパンクが許されないシチュエーションですからね…
耐パンク性能や耐久性を度外視しても、本番で使えるレーシングタイヤを通勤・通学で使うのはもったいないです!
もし通勤・通学に使うタイヤを探しているのなら、アジリストよりも安くてパンクに強くて長持ちするタイヤがありますので、こちらの記事をチェックしてみてください。







アジリストの詳しいレビューはこちらからどうぞ!


アジリストデューロ


アジリストデューロは、新開発された「タフ&フレキシブル・スーパー・アウターシールド」+「プロタイトベルト」によりノーマルのアジリストから更に耐パンク性能がグレードアップしたモデルです。
耐パンクベルトがサイドまで強化されている上に、重量230g(25C)という軽さを実現しています。



DURO(デューロ)はイタリア語で、「かたい、堅牢な」「タフ、たくましい」という意味がありますよ。



たくましいアジリストだなんて、ゾクゾクしちゃう!
パンク要因の多い荒れた路面や、パンクを避けたいロングライドなどで威力を発揮する超強化レーシングタイヤです!
【パフォーマンス】
ヒルクライム | レース | ツーリング |
6 | 8 | 10 |
【重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 210g | 5805円 |
700×25C | 230g | 5376円 |
700×28C | 250g | 5881円 |
700×30C | 280g | 5959円 |
アジリストデューロのメリット・デメリット



それではアジリストデューロのメリット・デメリットを見ていきましょう!
メリット | デメリット |
○ノーマルアジリストと遜色のない走行性能 ○耐パンクタイヤの割に重量が軽い ○お手頃な価格 | ○パンクに強い×耐久性に不安あり |
パンクに強い


アジリストデューロは、新開発された「タフ&フレキシブル・スーパー・アウターシールド」+「プロタイトベルト」によりノーマルのアジリストから更に耐パンク性能がグレードアップしたモデルです。
耐パンクベルトがサイドまでカバーしているので、サイドカットに強くなっているのも心強い。
パンクに弱いというイメージのアジリストですが(私の独断と偏見です…)、強化された耐パンク性能の実力とやらをさっそく見ていきましょう!



結論から言うと、8カ月間タイヤ2本ともパンクなしでした!
パンクに強いと謳っている耐パンクタイヤでも、半年もせずにパンクしてしまうことも多々ある中、これは素晴らしい結果です!
私はパンクに対して過剰に警戒してしまうチキンな性格なので、パンクゼロというだけで大満足です。



まさに「看板に偽りなし」ですね!
アジリストと遜色のない走行性能
ノーマルのアジリストの走りは軽くて滑らかで、軽快にスルスル進みます。
- 転がり抵抗が軽く、
- グリップ力があり、
- フィーリングはバッチリ!
このノーマルアジリストに耐パンク性能がプラスされるなんて夢のようです。
実際に走ってみて感じたのは、
- 多少の重量感
- やや硬め
- 振動を吸収してくれる
- コーナーも安定
ノーマルのアジリストに比べて多少の重さと硬さは感じるものの、ヒルクライムや街中のストップアンドゴーでちょっと気になるくらいで、走りの違いはほとんど感じられません。
アジリストとほぼ変わらぬ乗り味で耐パンク性能が強化されているのが、アジリストデューロ最大のメリットです。
このタイヤはロングライドに向いているので、私はツーリングやゆるポタに使っていました。
以前はシュワルベ「マラソン」でロングツーリングをすることが多かったのですが、アジリストデューロを買ってからはデューロばかり使うようになりましたね。



走り自体を楽しめますからね!
【参考までにアジリストとの重量の比較】
アジリスト | アジリストデューロ | |
700×23C | 180g | 210g |
700×25C | 200g | 230g |
700×28C | 210g | 250g |
700×30C | 240g | 280g |



走り出しでこの重量の差を実感しますね。
耐パンクタイヤの割に重量が軽い
耐パンク性能を強化するとタイヤは硬く肉厚になって、どうしても重くなってしまいます。
しかしアジリストデューロは非常に軽い!
「ノーマルのアジリストより重い」と先に述べましたが、それはあくまで走りを重視したレーシングタイヤと比較してのもの。
耐パンクタイヤの中では屈指の軽さを誇ります。



ノーマルアジリストの謳い文句は「圧倒的オールラウンダー」ですが、その実ゴリゴリのレーシングタイヤですからね。
私はこれまでに多くの耐パンクタイヤを試してきましたが、軽さではこのアジリストデューロがダントツのナンバーワンです!
- 転がりの良さ
- グリップ力
- 振動吸収
- カーブの安定性
これらの走行性能に関しても耐パンクタイヤの中ではトップクラスです。
パンクも避けたいし走りも楽しみたいロングツーリングには、ピッタリのタイヤですよ!
【主な耐パンクタイヤとの重量比較】
デューロ | リブモ | ツーキニスト | マラソン | |
25C | 230g | 340g | 350g | 520g |
28C | 250g | 390g | 380g | 560g |



「耐パンクタイヤ」についてはこちらの記事を参考にしてみてね!


お手頃価格
ノーマルのアジリストと遜色のない走りを実現させながら、耐パンク性能を強化したアジリストデューロですが、価格の安さも大きな魅力です。
これだけの性能を備えたタイヤがAmazon価格で5000円代で買えるのは本当にありがたいことです。
タイヤは他のパーツと違って消耗品なので、「安い」ことは自転車を長く楽しむ上で重要な要素ですからね。



海外メーカーが出してたらこの価格では買えないね!
【アジリストデューロの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 210g | 5805円 |
700×25C | 230g | 5376円 |
700×28C | 250g | 5881円 |
700×30C | 280g | 5959円 |



アジリストデューロのデメリットもチェックしておきましょう!
耐久性に不安あり
耐パンク性能を強化した「強靭」なタイヤと言われると、「耐久性も高くて長持ちするタイヤ」というイメージが湧きますが、残念ながらアジリストデューロは決して長持ちするタイヤではありません。



あくまで私の実感です…
一般的にパンクに強いタイヤは通勤・通学やロングツーリングに使われますが、これらのタイヤはみな耐久性も高く長く使うことができます。
ただその分、走行性能を犠牲にしているので走り自体を楽しむことが難しい側面もあります。



アジリストデューロは、パンクに強く走りも楽しめるけど…



耐久性に不安を抱えているのです…
私の場合は、7、8カ月ほどでひび割れなどで表面がボロボロになり、寿命を迎えることとなりました。
その間、前後ともパンクは1度もなかったです。
走行距離はおおよそ3000kmちょっとでした。
私は普段練習で長距離を激しく走っているので、半年もたないタイヤもたくさん経験してきたし、耐パンクタイヤなのに1ヵ月もたずに逝ってしまうこともあります。
しかしこのアジリストデューロは練習では使わず、ロングツーリングやちょっとしたサイクリングをメインに、買い物などの普段使いで使用していただけでした。
過保護にしてきたのに、まさかこんな…



それゆえに落胆も大きくて…
タイヤ表面のひび割れや劣化が早めに現れたのが気になったので、逆に短い期間でガシガシ使ったほうが満足度が高かったのかなとも思いました。
パナレーサー「アジリスト デューロ」はこんな人におすすめ!
アジリストデューロは「アジリストシリーズ」の耐パンク性能強化モデル。
パンクの心配をすることなく走り自体も楽しむことができるので、ロングツーリングにおすすめです。



ツーリング中のパンクなんて最悪だものね。



悪路が現れても怖くないですぞ!
- ツーリングをする人
- 外出先でのパンク修理に自信がない人
- アジリストの走りを味わいたい人
これまで私がツーリングに使っていたタイヤはこれらですが、
- 耐パンクタイヤのパナレーサー「リブモ」
- ツーリング用タイヤのシュワルベ「マラソン」
舗装路のツーリングなら、今はアジリストデューロ一択です!
楽しくラクに走れるところが、ツーリングにはピッタリなのです!
通勤・通学にはおすすめできない
「パンクに強いタイヤなら、通勤・通学でも使えるんじゃない?」
と思うかもしれませんが、正直アジリストデューロを通勤・通学で使うのはおすすめできません。
・耐久性に不安がある
・他に安くて丈夫なタイヤがある
・アジリストデューロを通勤・通学で消耗させるなんてもったいない
日常の足というよりは、趣味で自転車を楽しむためのタイヤだと思います。



通勤・通学におすすめのタイヤはこちらにまとめているので、参考にしてみてね!





アジリストデューロの詳しいレビューはこちらからどうぞ!


アジリストライト


アジリストライトは、アジリスト以上の圧倒的な走りの軽さを実現するために、トレッドパターンから原材料まで全方位による専用設計がなされたモデル。
パナレーサーのフラッグシップ「アジリストシリーズ」の最軽量モデルになります。



軽量タイヤ「ジラー」の後継となるモデルです。



極限まで軽量性を求めた「ジラー」から重量を増やすことなく、転がり抵抗を減らした超軽量レーシングタイヤです!
【パフォーマンス】
ヒルクライム | レース | ツーリング |
10 | 8 | 6 |
アジリストライトはヒルクライムに特化したタイヤ。
普段使いやツーリングやサイクリングで使うよりも、ヒルクライム用として使うほうが満足度は高いです。
【重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 160g | 5786円 |
700×25C | 170g | 5495円 |
700×28C | 190g | 5899円 |
この軽さがアジリストライトの最大の武器!
軽さだけでなく、転がり抵抗のさらなる低減によって上り坂もスッスッと上っていけますよ。



クライマーの必需品ですぞ!



価格もお手頃だし、一度は試してほしいタイヤです!
アジリストライトのメリット・デメリット



それではアジリストライトのメリット・デメリットを見ていきましょう!
メリット | デメリット |
○転がり抵抗が少ない ○安定感がありダウンヒルも安心 ○高性能の割に価格は安め | ○タイヤ重量が軽い×耐パンク性能に不安あり |
タイヤ重量が軽い
アジリストライトはとにかく軽い!
この軽さが上り坂で最高の威力を発揮してくれます。
クライマーにとってはまさに「軽さこそ正義!」
ヒルクライムをするなら一度は経験しておくべきタイヤですよ!



全力を出し切った後に悔いを残さないように、タイヤの選択を誤らないで…
【アジリストライトの重量】
サイズ | 重量 |
700×23C | 160g |
700×25C | 170g |
700×28C | 190g |
転がり抵抗が少ない


アジリストライトは、新テクノロジー「ZSG AGILE Compound」、「Tough & Flex Super Belt」により、極限まで軽量性を求めたジラーから重量を増やすこと無く、転がり抵抗低減が実現した超軽量レーシングタイヤです。
超軽量なうえに転がり抵抗も低減されているので、ホントにスッと走り出せます。
上り坂もスッスッと登れますよ!



最初のひと漕ぎの感想は「うわあぁぁー」って感じでした。



声が出るほど軽やかだったわけね!
ダウンヒルも安心
ヒルクライム向け鬼軽タイヤのアジリストライトですが、上りに強いだけではなくダウンヒルも安心して下れるのが優れているところです。
私はチキンなので、スピードの出る下りが苦手です。
しかしアジリストライトは走りに安定感があるので、下りのコーナーも他の軽量タイヤよりも安心して走れるのがうれしいところ。



あくまで私の実感です。
さらにアジリストライトには耐パンクベルトがしっかり入っているので、下りでスピードが乗っても問題なし。
私のような小心者でも安心してガンガン飛ばせるのです。
ちなみに、雨の中での走行はしていないので濡れた路面でのグリップは検証できていませんが、この感じだと問題はなさそうな気がします。
グリップ力
グリップ力に関しては、軽量タイヤの中では優れていると言っていいでしょう。
それが下りの安定感にも現れています。
ただ、コンチネンタル「GP5000」などの海外ブランドと比べれば、地面への食い付き感が少なく物足りなさは感じられます。



「めっちゃグリップ効きまくり」ってわけじゃないってことね!



そもそもGP5000とは価格が全然違うから比較するのもアレですな。
高性能の割に価格は安め
ヒルクライムレースの決戦用として使える超軽量レーシングタイヤのアジリストライトですが、価格の安さも大きな魅力です!
これだけ高性能のタイヤがAmazon価格で5000円代で購入できるのは、本当にありがたいことです。
海外メーカーの同レベルのタイヤならプラス3000円以上はかかりますからね。



海外メーカーが出してたらこの価格では買えないね!
【アジリストライトの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 160g | 5786円 |
700×25C | 170g | 5495円 |
700×28C | 190g | 5899円 |



いざという時のために持っておくべきタイヤです!



アジリストライトのデメリットもチェックしておきましょう!
耐パンク性能に不安あり
「鬼軽」のキャッチフレーズの通り軽さがウリのアジリストライトなので、どうしてもパンクに対する不安は付いてまわります。
私はパンクに対する恐怖心や警戒心は人一倍あるほうなので、最初からアジリストライトは本番や特別な練習のときしか使いませんでした。
なので結論として今までパンクをしたことはなく、購入した全てのタイヤを寿命まで使い切っています。



これまでに4本使い切りました。
寿命までの期間
アジリストライトは決戦用の勝負タイヤとして使っていたので、本番用に新しいタイヤに替えたときは古いタイヤは練習用にまわしていました。
なので寿命までの期間ははっきり把握できていませんが、本番と練習合わせて1年くらいは乗れている感じです。
ただ、パンクの不安を抱えながら乗るのであれば、ノーマルのアジリストでも十分軽いので、レースや決戦用として使わないのならアジリストライトじゃなくてもいいのかな、とも思ったりします。



参考までにノーマルのアジリストとの比較を載せておきます。



価格もそれほど変わらないですよ。
【アジリストライトの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 160g | 5786円 |
700×25C | 170g | 5495円 |
700×28C | 190g | 5899円 |
【ノーマルのアジリストの重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×23C | 180g | 5675円 |
700×25C | 200g | 5604円 |
700×28C | 210g | 5681円 |
700×30C | 240g | 5204円 |
パナレーサー「アジリスト ライト」はこんな人におすすめ!
アジリストライトは、パナレーサーのトップグレードの超軽量レーシングタイヤです。
ヒルクライムのために軽さを追求したタイヤなので、やはりおすすめするのはヒルクライムをする人です。



というか、ヒルクライムをしているなら一度はアジリストライトを経験しておくのをおすすめします!
- ヒルクライムをする人
- トップクラスの軽量レーシングタイヤを安く入手したい人
全てのクライマーに激しくおすすめしたいアジリストライトですが、軽さや性能だけでなく価格の安さも大きな魅力です。
海外ブランドの3分の2以下の金額で購入できますよ。
タイヤは他のパーツと違って消耗品ですし、決戦用ともなれば予備もストックしておきたいので「安い」ことは重要な要素です。



普通に考えて、本番の決戦用タイヤがAmazon価格で5000円代で買えるって驚愕ですよ。



アジリストライトの詳しいレビューはこちらからどうぞ!


アジリストファスト


アジリストファストは、パナレーサーロードタイヤの黄金比「Panaracer Ratio」を基礎から見直し、
- コンパウンド
- ケーシング
- 耐パンクベルト
これらのポテンシャルを最大限まで引き出すために開発された新素材「Fマテリアル」を採用しています。
これまでのロードバイクの常識では、
- 転がり抵抗の低減
- グリップ力向上
この2つの両立は不可能と考えられてきましたが、「Fマテリアル」の開発・採用によって、「転がりの軽さ」と「高いグリップ力」の両立に成功したのです。



その結果、パナレーサー史上最小の転がり抵抗が実現しました!



アジリストを超えるアジリストの誕生ですぞ!
Fマテリアルの採用
アジリストファストは、アジリスト・アジリストデューロ・アジリスト ライトの3モデルと使用するマテリアルを一新することで、
・転がりの軽さ
・グリップ力
・しなやかさ
などのさらなる向上に成功したのです。
メリット | デメリット |
○乗り心地、グリップ良し ○ダウンヒルが速い ○海外ブランドより安い | ○転がりがいい(重量増加の悪影響なし)×濡れた路面で滑りやすい | ×耐久性に不安あり
【パフォーマンス】
ヒルクライム | レース | ツーリング |
10 | 10 | 6 |
乗り心地は硬めです。
ツーリングを楽しむというよりは、決戦用勝負タイヤという印象です。
【重量と価格】
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×25C | 230g | 7050円 |
700×28C | 250g | 7674円 |



アジリストファストの詳しいレビューはこちらから!
ぜひ参考にしてみてください!


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Amazonプライム会員についてこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください!



見逃したらもったいないですよ!


「アジリストシリーズ」レビューまとめ
本記事では、パナレーサー渾身の力作「アジリストシリーズ」を徹底レビューしてきました。
ぞれぞれのモデルの詳しいレビューも記事にしているので、参考にしてみてください。



下にリンクを貼っておきます。
アジリストシリーズは、価格のお高い海外ブランドのハイエンドタイヤにも引けを取らない超高性能なタイヤです。
レースに出場する人はもちろん、「トップグレードのタイヤを試してみたいな」というライトなサイクリストにもおすすめです。



お求めやすい価格ですからね!
パナレーサー本気の自信作「アジリストシリーズ」!
見逃すなんてもったいないですよ!







