「クロスバイクにおすすめのタイヤ教えてよー」って人は多いです。
迷った挙句、結局同じタイヤにしちゃってる人もいるんじゃないでしょうか?
でもそれってメチャメチャもったいないですよ!
クロスバイクはタイヤによってまるで走りが変わる乗り物ですし、タイヤにも用途によって向き不向きがありますからね。
そこで本記事では、クロスバイクにおすすめのタイヤをレビューします。
用途別におすすめのタイヤを紹介しているので、参考にしてみてください!

各タイヤの詳しいレビュー記事も個別に用意しています。



リンクが貼ってあるので、チェックしてみてね!
ガッツリ使ってレビューしています!
本記事で紹介しているタイヤは全て実際に使ったものばかりです。
タイヤオタクの記事ゆえ、決してカタログ的な説明と商品紹介にはとどまりませぬ!
使ってみて初めて分かる感想も交えて、分かりやすくレビューしているのでお楽しみに!



タイヤをガッツリ使い切ってのレビューなので、気になる耐久性などもバッチリ解説していますよ!
クロスバイクのタイヤの選び方


クロスバイクのタイヤを選ぶ際に最初に押さえておくべきポイントは3つ!



初心者の人は特に!
- クリンチャーを選びましょう
- タイヤの用途を把握しましょう
- 価格は1本の値段なので注意しましょう
1.クリンチャーを選ぶべし
タイヤは大きく分けるとこちらの2種類があります。
- クリンチャー
- チューブレス
クリンチャーとは内部にチューブが入っているタイヤで、最も広く普及しているタイヤです。
一般的にタイヤといえばこのクリンチャーのことで、ロードバイクからママチャリまで幅広く使われている、いわゆる普通のタイヤです。



安くて使いやすいタイヤです。
パンク修理もあっという間にできますよ。
チューブレスタイヤとはチューブが入っていないタイヤのことで、シーラントという専用液を入れるタイプとシーラント不要の2タイプがあります。
現在普及しているチューブレスタイヤのほとんどは前者(チューブレスレディ)です。



走行性能に優れていますが、運用がメチャメチャめんどくさいタイヤなので、初心者やクロスバイクにはおすすめしません。



お金もかなり余分にかかりますし…
クロスバイクにおすすめなのは断然クリンチャー!
というか特別なこだわりがない限りチューブレスを選んではいけません。
高い確率で後悔します!
「タイヤの種類がどうとか、よく分からんわ…」という人は何も考えずクリンチャー一択で大丈夫です。



チューブレスはロードバイクガチ勢が使うマニアックなタイヤですから、手を出さないほうが無難です。
間違って買ってしまう場合もあるので、要注意です!
ちゃんと商品に記載はされていますが、うっかり見落としてチューブレスを買ってしまわないようにしましょう。
「TLR」という表記はチューブレスレディの略で、チューブレスタイヤなのでご注意を!
特に通販では実際に商品を手に取れないので、しっかり商品説明を確認して買うようにしましょうね。



ノルマがあるのか知らんけど初心者にチューブレスをすすめてくる店員もいるけど、断固スルーしたほうが幸せになれます!



なぜクリンチャーを選ぶべきなのか、こちらの記事で詳しく解説してるので、気になる人は覗いてみてね。


2.タイヤの用途を把握すべし
クロスバイクのタイヤ選びで重要なのが、自分がどのように使いたいのかを把握しておくことです。
- スピード重視でスポーティーに走りたい
- 通勤・通学で使いたい
- ツーリングを楽しみたい
- オフロードも走りたい
- 普段使い



タイヤの用途をある程度想定しておくと、タイヤ選びに失敗することがなくなるよ。
- 重量が軽い
- 転がり抵抗が軽い
- タイヤが細い
- パンクしやすい傾向
- パンクに強い
- 摩耗しにくい
- 重量が重い
- 取り付けの難易度が高い
- 乗り心地が柔らかい
- 振動吸収性が高い
- タイヤは太め



この後におすすめのタイヤを紹介します。
「特にタイヤにこだわりってないんだよなあ…」という人にもおすすめのタイヤはあるので安心してね!
3.価格は1本の値段なので注意
自転車のタイヤの価格は全て1本あたりの値段です。
2本セットの場合は必ず「2本セット」と表記されているので、何も書かれていない場合は1本あたりの値段だと思っておきましょう。
初めてのタイヤ購入だったりすると、表示価格が2本セットの値段だと思い込んで買ってしまう人もいるので注意してください!



通販サイトのレビューで、「2本だと思ったのに1本だった」って言って最低評価つけてる人いますよね…



皆さんは、あんな風にはならないでください…
クロスバイクのタイヤの太さ


どのタイヤにするのか目途がついたら、次はタイヤの太さを決めましょう。
とはいえ、どの太さにすればいいのかって曖昧でよく分かりませんよね。
クロスバイクの場合は、「700×28C」がおすすめの太さです。
よりスポーティーに走りたいならこれより細いタイヤを、よりパンクに強くて乗り心地のいいタイヤを求めるなら太いタイヤを選びましょう。



ちなみに私は坂の多い地域に住んでいるので、軽くて細いタイヤ(700×25C)を愛用しています。



それでは、タイヤの太さによる特徴をチェックしておきましょう。
- 重量が軽い
- 転がり抵抗が小さいので、速い
- パンクには弱い傾向
ツーリングやロングライドを楽しめるタイヤ。
スポーティーに乗りたい人向け。
- 振動が少なくて、乗り心地が快適
- パンクに強い
通勤・通学や普段使いにおすすめのタイヤ。
オフロードを走りたい人もこちらです。
クロスバイクで人気のタイヤは700×28Cですが、ママチャリから乗り換えた人はかなり細く感じるかもしれません。



一般的なママチャリのタイヤの太さが約35Cですからね。
ただクロスバイクやロードバイクのようなスポーツ自転車では標準的な太さなので、タイヤの太さ選びに迷ったら700×28Cをチョイスしておけば間違いはないと思います。



28Cを基準にして、よりスポーティーに走りたいなら細めを、より耐久性を高めたいなら太めのタイヤを選びましょう!
私が初めてクロスバイクを買ったときに付いていたタイヤは700×25Cでした。
その華奢な姿に「大丈夫かい?」と心細く感じましたが、ママチャリとは別次元の走りで感動しましたね。
タイヤが細いとパンクが心配になってしまいますが、このあとパンクに強いタイヤも紹介するので参考にしてみてください。
タイヤサイズと太さの表記
タイヤを調べていると「700×28C」のような表記を見かけると思いますが、これはタイヤのサイズと太さを表しています。
・「700」とはホイールサイズ。外径(直径)のサイズです。
・「28C」とはタイヤの太さ。タイヤ幅のことです。
タイヤの側面に表記があるので、自分のタイヤをチェックしてみてください。



ほとんどのクロスバイクは「700×〇〇C」のタイヤです!
クロスバイクにおすすめのタイヤ8選



さあ、いよいよおすすめタイヤの紹介ですよ!



目的ごとに厳選したタイヤを徹底レビューしていきますぞ!
記事が長くなるので、ジャンプできる目次を用意しています。
目次やタイヤ名を押すとその場所までジャンプするので使ってください。



戻るボタンを押すと、この場所まで戻ってこれるのでこちらも活用してくださいね。
ジャンプできる目次
コンチネンタル「GP5000」(グランプリ5000)
本記事で紹介しているタイヤは8本!
複数の項目にノミネートしているタイヤもあってゴチャゴチャしがちなので、補足です。
本記事で紹介しているタイヤは全部で次の8本です。
・GP5000
・マラソン
・グラベルキング
・リブモ
・パセラ
・パセラブラックス
・パセラジャケット
・ツーキニスト
見にくかったら申し訳ないです。
とにかく速く走りたい人
クロスバイクで速さを追求したいならコンチネンタル「GP5000」で決まり!
ロードバイク界隈でも屈指の速さを誇るレーシングタイヤです。



プロのレースでも活躍しているハイエンドタイヤですよ!
GP5000の凄いところは、ただ速いだけじゃなくてパンクに強くて耐久性も高いこと。
メチャメチャ速いけどすぐパンクしちゃうタイヤや、数カ月で寿命が来てしまうタイヤは実は結構あります。
でもこのGP5000は違います!
ガッツリ乗っても長持ちしてくれるので、「そんな頻繁にタイヤ交換してらんないよ」というクロスバイク乗りの皆さんも安心できるタイヤです。



私はパンクなしで2年使いましたからね!
コンチネンタル「GP5000」(グランプリ5000)


GP5000は言わずと知れた超王道でド定番のハイエンドタイヤ!
全てのハイエンドタイヤは、このコンチネンタル「GP5000」を基準にメリット・デメリットが語られるくらいの超定番のタイヤです。
プロのレースでも使われている高性能タイヤですが、耐久性にも優れており耐パンクタイヤとしてもおすすめできるタイヤです。
先代モデルの「GP4000 SⅡ」は非常に人気のある定番商品ですが、さらなる性能向上をはたして登場したのがこのGP5000!
- 転がり抵抗12%向上
- 耐パンク性能20%向上
- 5gの軽量化
先代の「GP4000 SⅡ」と比較してこれだけの性能アップを実現させました。
メリット | デメリット |
・漕ぎ出しが軽い ・加速しやすい ・スピードが速い ・高速を維持しやすい ○グリップの効きがいい ○耐パンク性能が高い ○耐久性が高いので長持ちする | ○転がり抵抗が軽いので、×メリットを感じられるのはある程度の高速域から |
GP5000は走行性能・耐パンク性能・耐摩耗性を持ち合わせた、抜群の人気を誇るロード用タイヤ。
クロスバイクで速さを求めるなら、これで間違いなし!
【サイズごとの重量表】
サイズ | 重量 |
700×23C | 200g |
700×25C | 225g |
700×28C | 240g |
700×32C | 285g |
このようにGP5000はメチャメチャ軽いタイヤです。
クロスバイクで使うタイヤで、これだけの軽さを誇るタイヤはなかなかありません。
軽いだけではなく先代よりも転がり抵抗性能も向上しているので、クロスバイクでは味わったことのない推進力が味わえるはずです。



控えめに言っても、感動するレベルですよ!
GP5000のインプレッション
私はコンチネンタル「GP5000」をロードバイクで2年ほど使用しました。
用途はヒルクライムレース・サイクリングイベント・ツーリングがメインで、毎日の練習では使っていません。
結果、2年間パンクゼロでした。
乗ってみて実感したのは、転がり抵抗が軽いこと!
- 漕ぎ出しが軽い
- 加速がラク
- スピードに乗りやすい
- 高速を維持しやすい
もうムチャクチャ快適に走れます。
- 乗り心地は硬め
- コーナーを曲がりやすくて安心感がある
- 路面への食いつきが良くて安定感がある
といった特徴も感じられます。
ロードバイクだけでなくクロスバイクでも速さも求めるならこのタイヤがイチオシです!
2年間パンクゼロという結果でも分かるように、耐パンク性能・耐摩耗性能にも優れており、長く使えるところもおすすめポイントです。
クロスバイクに乗っていて、「一度、ハイエンドタイヤってのを経験してみたいな」という人にもGP5000はおすすめですよ!



クロスバイクで使うタイヤとしては価格が高いのがネックよね。



憧れのハイエンドタイヤなので、そこは致し方なし…
GP5000はこんな人におすすめ
- 速さを求める人
- パンクに強いタイヤが欲しい人
- 一度ハイエンドタイヤを経験してみたい人
クロスバイクで速さを求めるなら、GP5000で決まり!
このタイヤでライバルとの勝負に負けるなんて許されませんからね。



タイヤを替えただけなのに、時速数kmは速くなった気がしましたよ!



コンチネンタル「GP5000」の詳しいレビューは、こちらの記事でどうぞ!


通勤・通学で使いたい人
クロスバイクは通勤・通学にピッタリの自転車です。
速くて、軽くて、ある程度丈夫。



ママチャリとは別次元の快適性!
そんなクロスバイクでの通勤・通学用のタイヤに必要な条件がこちら。
- パンクに強いこと
- 丈夫で長持ちすること
- 価格が安いこと
- 雨の日でも安全に走れること
- 走行性能や軽さ(疲労軽減のため)
毎日の通勤・通学に耐えられる耐パンク性能や耐久性は最も重要な条件です。
通勤・通学中のパンクなど絶対にあってはなりませんし、毎日使うものなので摩耗に強くて長く使えなくてはなりません。
そして通勤・通学用タイヤは消耗品としてガシガシ使うことになるので、ダメになったときに後悔せず平静でいられる価格のタイヤを選ぶことも大切です。
「パンクに強くて、丈夫で、安い」そんなタイヤを選びましょう。
- シュワルベ「マラソン」
- パナレーサー「リブモ」
- パナレーサー「ツーキニスト」
- パナレーサー「パセラ ジャケット」



自信をもっておすすめできるタフな顔ぶれです!



一体いつになったらパンクすんの?ってレベルですよw
価格面で最もおすすめなのがパナレーサー「パセラシリーズ」です。
パセラシリーズは耐パンク強化モデルなど全3種類用意されているので、自分の好みに合ったタイヤを選べるのもグッド!
パセラは1本あたり2000円代(Amazon)で購入できるので、もうメチャメチャコスパのいいタイヤですよ。
- パセラ
- パセラ ブラックス
- パセラ ジャケット
通勤・通学で使う場合、雨の中や雨上がりで濡れた路面を走る機会も多いです。
カーブやブレーキ時のスリッブ防止のために、グリップ力の高いタイヤを選ぶと安心です。
- パナレーサー「リブモ」
- パナレーサー「パセラ ジャケット」
- パナレーサー「ツーキニスト」
乗り心地や重量の軽さも通勤・通学用タイヤには無視できない要素です。
大切なのは走り終えたあとの仕事や勉強、疲労はできる限り減らしましょう。



本業に支障をきたしては本末転倒ですからね!
- パナレーサー「パセラ ジャケット」
- パナレーサー「パセラ」
- パナレーサー「ツーキニスト」
- パナレーサー「リブモ」
通勤・通学用のタイヤなら300g前半なら軽い部類に入ります。
500gだとかなり重いと感じる重量ですが、それでもママチャリのタイヤよりは軽いですよ。



代表的な通勤・通学用タイヤの比較です。
【700×28Cの場合】
重量 | |
パセラジャケット | 310g |
パセラ | 320g |
ツーキニスト | 380g |
リブモ | 390g |
パセラブラックス | 500g |
マラソン | 560g |
Amazon価格 | |
パセラ | 2627円 |
パセラブラックス | 2627円 |
ツーキニスト | 3400円 |
パセラジャケット | 3665円 |
リブモ | 5015円 |
マラソン | 5420円 |



それでは各タイヤを見ていきましょう!
パナレーサー「リブモ」


パナレーサー「リブモ」は、耐貫通パンク・耐リム打ちパンク・耐摩耗性能を強化したアーバン最強モデル!
高い耐パンク性能と耐久性を誇る、街乗りに最適なタイヤです。
メリット | デメリット |
○耐久性が高く長持ちする ○タイヤ重量が軽い ○安心の日本メーカー | ○グリップ力が高い×走り出しがやや重め | ×取り付けが大変
タイヤは一般的に、耐パンク性能や耐久性が高くなるほど重量が重くなるものですが、このリブモは丈夫でありながら重量もそれほど重くないのがうれしいところ。
- 街乗り
- 通勤・通学
- サイクリング
- ロングツーリング
さまざまな場面で活躍してくれる頼もしい存在です!
しかも、パンクの心配なし!
路面状況を過剰に気にする必要もなく、ストレスフリーでアグレッシブに自転車を楽しめるタイヤです。
リブモのメリットがこちら!
- 高い耐久性を誇る
- しかも軽い
リブモの高い耐久性


- Pro Titeシールドによる、高い耐パンク性能
- 一番外側のマイルクランチャーコンパウンドによる、高い耐摩耗性能
これらを兼ね備えたリブモは、「耐貫通パンク」「耐リム打ちパンク」「耐摩耗性」が強化されたアーバン最強モデルなのです!



メンテナンスやタイヤ交換をしないような人にもおすすめできる、高耐久のタイヤです!
リブモは軽い!
耐久性に優れたタイヤというと、世界的にも有名なのがシュワルベのマラソンです。
そのマラソンに比べてリブモは圧倒的に軽いのがうれしいところ!
【リブモとマラソンの重量比較】
リブモ | マラソン | |
700×25C | 340g | 520g |
700×28C | 390g | 560g |
700×32C | 410g | 640g |
26×1.25 | 350g | 580g |
26×1.5 | 460g | 730g |
リブモの軽さは一目瞭然!



こんなにも差が…
まさに、耐パンク性能と軽さを兼ね備えたタイヤといえるでしょう。
リブモのインプレッション
私はリブモをクロスバイクで1年半以上使いました。
練習用として使っていたので、通常よりはタイヤに負荷のかかる乗り方をしていましたね。
その後のタイヤ交換でもリブモをリピートして、現在もリブモを使っています。
パンクはこれまで一度もありません。
二代目リブモも1年以上たちましたが、何の不具合もなく順調です。
購入する時は「お値段、ちょっとお高いか…」と思いましたが、実際使ってみれば摩耗に強くて他のタイヤよりも長持ちするので、十分元は取れるタイヤです。
私の好みにピッタリで、大満足できました。
私は「いろんな種類のタイヤをなるべく多く使ってみたい!」という欲求に毒されたタイヤオタクなので、クロスバイクで同じタイヤを続けて使うことはまずありません。



クロスバイクで同じタイヤをリピートしたのは、これまでただ1回、このリブモだけです!
- パンクの心配なし
- すぐにヘタってしまうことがない
- 重すぎない
- グリップ力が高くコーナーを安定して曲がれるので、夜間の練習も安心
気兼ねなくガシガシ乗れるので、本当にありがたい存在です。
私は一般的なクロスバイク乗りの人よりも高速で長距離を走っていると思うので、パンクなしで1年半以上使えたのは大満足です。
表面のすり減り具合を見てタイヤを交換しましたが、私はタイムを計測しながら練習をしていたので新品に替えたくなっただけで、通勤・通学や趣味のツーリングならまだまだ全然使える状態でした。
リブモはこんな人におすすめ
- パンクに強いタイヤが欲しい人
- 街乗りメインの人
- 通勤・通学で使う人
- 趣味でも自転車に乗る人
- 長く使いたい人
パンクに強いタイヤが欲しい人にはリブモがおすすめ!
通勤・通学でもツーリングでも、パンクの心配なしで走れるのは本当にありがたいです。



リブモでパンクするなら、どんなタイヤでもアウト!
耐パンク性能と耐久性に優れたリブモは、通勤・通学におすすめです。
- 毎日ガンガン乗っても平気
- パンクの心配がない
- グリップの効きがいいので、雨の日のブレーキも安心
- タイヤの持ちがいいので、長く使える
- タイヤが重すぎないので、乗り心地も悪くない
通勤・通学でもツーリングでも街乗りでも頼もしい存在になってくれますよ!



走行性能が高くて走っていて楽しいので、趣味で自転車に乗る人にもおすすめです!
リブモは、通勤・通学でも大活躍してくれるタイヤですが、価格がそれなりに高いので、
「用途は、通勤・通学でガシガシ使うのみ!」
「自転車のタイヤは消耗品!」
という人は、次に紹介するツーキニストやパセラシリーズのほうがいいかもしれません。
価格は安くても、通勤・通学に最適なタイヤですよ!



リブモはツーリングにもおすすめのタイヤです。
詳しいレビューは、こちらの記事でどうぞ!


パナレーサー「ツーキニスト」


パナレーサーのツーキニストは、コストパフォーマンスに優れた耐パンク強化モデル。
ツーキニストは、タイヤ内面をフラット加工する「ハイパーテックスケーシング」の採用により、
- リム打ちパンク
- サイドカットによるパンク
- チューブの摩擦によるパンク
あらゆるパンクに対応できる、耐パンク性能と耐久性に優れたタイヤです。
「ツーキニスト」の名前の通り、通勤・通学に大活躍してくれるタイヤですよ!



しかも安い!
他のタイヤと比べて価格が安いので、気兼ねなく毎日ガンガン乗れる、街乗りに最適な耐パンク強化モデルです!
メリット | デメリット |
○あらゆるパンクに対応している ○グリップ力が高い ○安心の日本メーカー | ○価格が安い×取り付けが大変 | ×乗り心地が重い、硬い
ツーキニストは安い!
ツーキニストのメリットは、何と言っても価格の安さ!
Amazon価格で比較してみましょう。
【700×28C の場合】
ツーキニスト | 3400円 |
グランプリ5000 | 8258円(+4858円) |
マラソン | 4291円(+891円) |
グラベルキング | 5424円(+2024円) |
リブモ | 5015円(+1615円) |
こちらはタイヤ1本あたりの価格なので、前輪・後輪とも購入するなら結構な価格差になります。
そうなると気になるのは、耐パンク性能。
「毎日の通勤・通学に耐えられるのか?」という部分です。



安かろう悪かろうではいけませんからね!
ツーキニストはパンクに強い!
結論から言うと、ツーキニストはメチャメチャパンクに強いタイヤです!
しかもツーキニストはあらゆるパンクに対応しているのがうれしいところ。
パンクが起こる原因はさまざまです。
- リム打ちパンク
- サイドカットによるパンク
- タイヤとチューブの摩擦によるパンク
ツーキニストは、これらのパンクからタイヤを守ってくれる頼もしい存在。
通勤・通学で大活躍です!
ハイパーテックスケーシング
ツーキニストは、タイヤの内側を平らにしてくれるハイパーテックスケーシングの採用によって、タイヤとチューブの摩擦によるパンクを防止してくれます!


さらにこのハイパーテックスケーシングによって、リム打ちやサイドカットに対する耐パンク性能の向上を実現させています。
- リム打ちパンク耐性 1.7倍
- サイドカットによるパンク耐性 2.9倍
さらには、太いナイロンコードを組み合わせることで耐サイドカット性能を向上させ、快適走行が可能になっています。
チューブ保護性能が特に高い構造になっているので、街乗りに最適ですよ!



ちなみに、重量は700×28Cで380gです。
ツーキニストのインプレッション
私はクロスバイクで2年ほどツーキニストを使いました。
ローテーションしながら2年、限界まで使いましたが、パンクは一度もありません。



ローテーションとは、前後のタイヤを入れ替えることだよ。
値段の安いタイヤということもあって、最初はそれほど期待していなかったのですが、なかなかパンクしないことに正直驚きましたね。
乗り心地に関しては、走り出しがやや重いかなと感じました。
しかし走り出してしまえば、さほど気になるほどではありません。
しっかりグリップも効くので、雨の日のブレーキも安心。
- パンクの心配をすることもなく、
- すぐにヘタってしまうこともなく、
- 重すぎない
まさにツーキニストの名の通り、通勤・通学におすすめのタイヤです。
ツーキニストはこんな人におすすめ
- 通勤・通学で使う人
- 安くて長持ちするタイヤが欲しい人
ズバリ、ツーキニストは通勤・通学におすすめです!
もう、その名の通りです。
- 耐パンク性能が高いのでパンクの心配がない
- 耐久性が高いので長く使える
- グリップ力が高いので雨の日も安心
- タイヤが重すぎないので乗り心地もそれほど悪くない
- 価格が安いので気兼ねなく毎日ガシガシ乗れる
パンクが許されない通勤・通学の強い味方となってくれますよ!



趣味で自転車を楽しむっていうよりは、通勤・通学で使うって人におすすめですね!



ツーキニストの詳しいレビューはこちら!


パナレーサー「パセラ」


パナレーサー「パセラ」は、サイズバリエーション豊富なパナレーサーのベーシックモデルです。
通勤・通学からツーリングなど、さまざまなシチュエーションに幅広いサイズバリエーションで応えるスタンダードタイヤ!
メリット | デメリット |
○安定感があり、乗り心地がいい ○長持ちする ○安心の日本メーカー | ○価格が安い×サイド部分が薄く耐久性に不安 | ×軽量タイヤではない
このパセラシリーズは3つのモデルがラインナップされています。
「パセラ ジャケット」と「パセラ ブラックス」は、ノーマル「パセラ」の耐パンク性能や耐久性、走行性能をアップさせたモデルです。
パセラは通勤・通学で使用する人も多いので、より安心して走りたい人や長く使いたい人におすすめです。



舗装路の通勤・通学なら、ノーマルのパセラでも十分だよ!
重量 | Amazon価格 | |
パセラ | 320g | 2627円 |
パセラ ブラックス | 500g | 2627円 |
パセラ ジャケット | 310g | 3665円 |
パセラのインプレッション
私はパセラをクロスバイクに装着して、買い物などの普段使いで使用しました。



ロングライドはせずに、街乗り専門で使ってました。なので走行距離は短めですね。
2年半ほど使ったところでサイドに亀裂が入って交換しましたが、2000円代で買ったタイヤが2年半ももっただけで大満足です。
コスパ最高のタイヤなのは間違いないですね!
パセラはこんな人におすすめ!
価格の安さがパセラの魅力です。
しかも耐久性が高く長持ちするので、通勤・通学にピッタリ!
もちろん普段使いでもオッケーのコスパ最高のタイヤです。
- 通勤・通学に使いたい人
- 普段使いする人
- タイヤにお金をかけたくない人
通勤・通学にパセラを使う人は多いです。
- 安い
- 乗り心地がいい
- 長持ちする
毎日の通勤・通学にピッタリのタイヤといえるでしょう。
ひとつ懸念点を挙げれば、「耐パンク性能」です。
通勤・通学は絶対にパンクが許されないシチュエーションなので、もしもの時を考えるならもっとパンクに強いパセラブラックスやパセラジャケットを選択するのもアリです。



パセラの詳しいレビューはこちら!


パナレーサー「パセラ ブラックス」


パナレーサー「パセラ」は、サイズバリエーション豊富なパナレーサーのベーシックモデルです。
通勤・通学からツーリングなど、さまざまなシチュエーションに幅広いサイズバリエーションで応えるスタンダードタイヤ!
そんなパセラシリーズのひとつがパセラブラックスです。
ノーマルのパセラには、「サイド部分のケーシングが露出しており、耐久性に問題がある」というデメリットが存在します。
その問題を解決したのが、このパセラブラックス!
ブラックガムウォールサイド(全黒)バージョンで、ケーシングが露出していないため、サイド部分の耐久性に優れたモデルです。
ケーシングが露出していたパセラのサイド部分をゴムで補強し、格段に耐久性をアップさせることで、サイドカットによるパンクのリスクが減少し、より安心して走れるようになりました。
通勤・通学用として使いたい人にはおすすめのタイヤです!



価格の安さも大きな魅力だよ!
メリット | デメリット |
○パセラの弱点だったサイド部が補強されている ○安定感があり、乗り心地がいい ○丈夫で長持ちする ○安心の日本メーカー | ○価格が安い
パセラブラックスのインプレ
パセラブラックスはスピードや軽さを追求したロードタイヤと違って作りがしっかりしていて、耐久性に関しても安心感があります。
私は1年ほど普段使いで使用した後に知り合いに譲ったので、パセラブラックスを最後まで使い切っていませんが、ノーマルのパセラは2年半パンクなしで使いました。
パセラブラックスはノーマルパセラを補強したモデルなので、耐久性に関しては安心できます。
長く使えるコスパの良いタイヤですよ!



タイヤ重量は重いですが、安心感のあるタイヤです!
パセラブラックスはこんな人におすすめ!
価格の安さと強化された耐久性がパセラブラックスの魅力です。
耐久性が高く長持ちするので、通勤・通学にピッタリ!
もちろん普段使いでもオッケーのコスパ最高のタイヤです。
- 通勤・通学に使う人
- タイヤの重さが気にならない人
- タイヤにお金をかけたくない人
- 安い
- 乗り心地がいい
- 丈夫で長持ち
そんなパセラブラックスは毎日の通勤・通学の強い味方になってくれます。
ノーマルのパセラより耐久性がアップしたパセラブラックスなら、より安心して使うことができますよ。



しかしパセラブラックスの欠点は重量の重さです。
パセラブラックスはハッキリ言って重いです。
その重さの分、サイド部の補強がされて耐久性がアップしているわけですが、ノーマルのパセラにするかパセラブラックスにするかは、自分のライドスタイルに合わせて決めるといいと思います。
ノーマルのパセラ | ・普段使い ・近距離の通勤・通学 |
パセラ ブラックス | ・遠距離の通勤・通学も安心 |



遠距離でもパンクの心配はしなくていいけど、重い分疲労はたまります。
【パセラブラックスの重量】
サイズ | 重量 |
700×23C | 400g |
700×25C | 460g |
700×28C | 500g |
700×32C | 630g |
700×35C | 700g |
タイヤの重さが気にならないなら、価格差もそれほどないのでノーマルのパセラよりパセラブラックスがおすすめです!
ママチャリに乗り慣れている人なら、気になるほどの重さではないですよ。



「重い、重い」って言ってるけど、ママチャリのタイヤよりは軽いから安心してね。



パセラブラックスの詳しいレビューはこちら!


パナレーサー「パセラ ジャケット」


パナレーサー「パセラ ジャケット」は、通勤・通学・ツーリングなどさまざまなシチュエーションに幅広いサイズバリエーションで応えるスタンダードタイヤ「パセラシリーズ」の最上位モデルです。
パセラジャケットは、
- 耐サイドカット性能
- 耐リム打ちパンク
- 耐摩耗性能
これらを強化したパセラシリーズのトップモデルです。
最大の特徴はとにかく丈夫なこと!
毎日の通勤・通学で使っても長持ちしてくれる、コスパに優れたタイヤです。
- グリップ力が高く、雨の日の走行も安心
- 重すぎないタイヤ重量で、走りの軽さを感じられる
- 高すぎない価格で気兼ねなくガシガシ乗れる
まさに通勤・通学にピッタリのタイヤです!
メリット | デメリット |
○グリップ力が高く、雨の日も安心 ○コスパがいい ○タイヤ重量が軽い ○安心の日本メーカー | ○パンクに強く、丈夫で長持ちする



パセラジャケットの重量とAmazon価格がこちらです。
サイズ | 重量 | Amazon価格 |
700×25C | 290g | 3665円 |
700×28C | 310g | 3665円 |
700×32C | 390g | 3839円 |



こちらは、パセラシリーズ3モデルの比較です。
重量 | Amazon価格 | |
パセラ | 320g | 2627円 |
パセラ ブラックス | 500g | 2627円 |
パセラ ジャケット | 310g | 3665円 |
パセラジャケットのインプレ


パセラジャケットは、アンチフラットケーシングを採用し、耐サイドカット性能と耐リム打ちパンク性能を強化したモデルです。
絶対にパンクが許されない通勤・通学にはピッタリ!
ツーリングにもおすすめのタイヤです!
私は、パセラジャケットを普段使いで2年ほど使ったあと、練習用として数カ月使いました。
前輪のパンクが1度ありましたが、2年以上使えたので大満足です!



練習用に回したのは、まだタイヤの溝が残っていたからです。パセラジャケットの耐久性、おそるべし!
パセラジャケットはこんな人におすすめ!
耐パンク性能と耐久性の高さがパセラジャケットの魅力です!
パンクに強く、丈夫で長持ちし、雨の日も安心のグリップ力。
まさに通勤・通学にピッタリのタイヤです。
休日にはロングツーリングやサイクリングもお任せ。
もちろん街乗りや普段使いもオッケーです。



長く使えるコスパ最高のタイヤだよ!
- 通勤・通学に使う人
- ツーリング・街乗り・普段使いで使う人
- 長く使いたい人
パセラジャケットは通勤・通学・ツーリングにピッタリのタイヤです。
- パンクに強い
- 丈夫で長持ち
- 雨の日もグリップが効く
- それほど重くない
- それほど高額ではない
毎日の通勤・通学の強い味方になってくれますよ!



ロングライドも安心です!



パセラジャケットの詳しいレビューはこちら!


シュワルベ「マラソン」


世界一周自転車旅でも使われるシュワルベのマラソンシリーズは、ツーリング用タイヤとして世界一のクオリティーと販売量を誇る超有名なタイヤです。



世界でもっとも有名なツーリング用タイヤです!
高い「耐パンク性能」と「耐久性」が特徴のマラソン。
ツーリングや通勤・通学におすすめの丈夫なタイヤです。
メリット | デメリット |
○耐久性が高く長持ちする ○リフレクター付きで夜間も安心 | ○耐パンク性能が高い×雨の日に滑りやすい ×取り付けが大変 | ×タイヤ重量が重い
マラソンシリーズは大きく分けて5モデルありますが、ロードバイクやクロスバイクに対応しているのはこの3モデルです。
- マラソン
- マラソン プラス
- マラソン レーサー
対応サイズ(700Cのみを表示しています) | |
マラソン | 700×32C・700×35C・700×38C | 700×23C・700×25C・700×28C
マラソン プラス | 700×32C | 700×28C
マラソン レーサー | 700×35C | 700×30C



マラソンプラスは、耐パンク性能や耐久性をさらにパワーアップしたモデル。
マラソンレーサーは、軽くて走行性能が高いモデルです。



本記事でレビューするのはノーマルのマラソン。
クロスバイクにおすすめのモデルです!
サイズ | 重量 | |
マラソン | 700×25C | 520g |
マラソン | 700×28C | 560g |
マラソン プラス | 700×28C | 750g |
マラソン レーサー | 700×30C | 395g |
マラソンのインプレッション
クロスバイクでマラソンを3年ほど使いました。
パンクは一度もありません。
ロングツーリング中のパンクが心配でマラソンを購入したのですが、結果として大満足です。
主にキャンプツーリング・舗装路のロングツーリングで使ってきました。
普段使いはしていないため走行距離は4000kmほどですが、ヒビ割れなどの劣化は見られず、タイヤの溝もしっかり残っています。



前後ローテーションすれば、まだまだ使えそうです。
マラソンに替えてよかったのは、安心感があることです。
荷物を満載したキャンプツーリングでのパンクなんて、考えただけでゾッとします。
マラソンならそんな心配は無用!
ノーストレスで気楽に遠征できるようになって、ロングツーリングに出かける回数も増えました。
ちょっとしたダート道を見つけてガンガン突っ込んで行ったりできるのも、マラソンならではの楽しみ方です。



マラソンに替えてから、キャンプツーリングに行くようになりましたね!



マラソンが気持ちを前向きにしてくれました!
「パンクに強いタイヤが欲しいが、走りもラクに軽快に走りたい!」という欲張りさんにはマラソンよりも軽いタイヤがおすすめです。
例えば、パナレーサー「リブモ」はそんな人にピッタリです!
オフロードには向いていませんが、街乗りなら最強のタイヤです。
マラソンはこんな人におすすめ
- パンクに強いタイヤが欲しい人
- 長く使いたい人
- 通勤・通学で使いたい人
- ツーリングをする人
- 重量が重くても気にならない人
パンクに強くて長持ちする丈夫なタイヤが欲しいなら、マラソンがおすすめです!
さらに「重量なんて気にしないぜ!」という人なら、マラソン適正高し!



マラソンで日本の舗装路を普通に走っていれば、パンクはまず考えられないレベル!(当社比)



「とにかくパンクだけは勘弁…」って人はコレで決まり!
耐パンク性能と耐久性に優れたマラソンは、通勤・通学でも活躍します。
- 毎日ガンガン乗っても平気
- パンクの心配がない
- タイヤの持ちがいいので、長く使える
パンクが絶対に許されない通勤・通学には、頼もしい存在となってくれるでしょう!



ツーリングタイヤとして有名なマラソンですが、通勤・通学で使ってる人もたくさんいます!



シュワルベ「マラソン」の詳しいレビューは、こちらの記事でどうぞ!


ツーリングを楽しみたい人
せっかくクロスバイクを持っているなら、ツーリングを楽しまないなんてもったいないです!
クロスバイクは日常で便利に使えるだけじゃなく、ロングライドもお任せのスポーツ自転車。
愛車と一緒に知らない街まで走っていくのはメチャメチャ楽しいですよ!



クロスバイクなら70~80㎞くらいヘッチャラ!
そんなクロスバイクでのツーリングにおすすめのタイヤの条件はこちら!
- パンクに強いこと
- 走り自体を楽しめること
- 重量が軽く、疲労しにくいこと
ツーリングと一言で言っても、状況はさまざまです。
- 未舗装路もガンガン走る場合
- とにかく高速で距離を稼ぎたい場合
- ゆるく観光やグルメを楽しみながらの場合
それぞれの状況によっておすすめするタイヤも変わってきますので、タイヤごとの特徴をチェックしましょう。
シュワルベ「マラソン」
耐パンク性能・耐摩耗性能が高く、丈夫で長持ちするタフなタイヤです。
ツーリング用タイヤとして世界一のクオリティーと販売量を誇る超有名なタイヤで、世界一周自転車旅などで使われる頼もしいヤツです。
- 絶対にパンクしたくない人
- 未舗装路も走る人
- スピードにはこだわらない人
- キャンプツーリングなど荷物を満載する人
- タイヤを長く使いたい人
こんな人におすすめのタイヤです。



私は3年以上使ってますが、未だパンクゼロです!
コンチネンタル「GP5000」
速さを求めるなら、GP5000!
ガチ走りが目的のツーリングや距離を稼ぎたいツーリングにはイチオシです。
しかもGP5000は速いだけではなくパンクにも強いタイヤなので、ロングライドでも安心ですよ。



いいカッコしたいツーリングでは必須ですぞ!
パナレーサー「リブモ」
リブモの特徴は、パンクに強いこと!
それでいて、軽いことです。
オフロードで走るのはあまりおすすめしませんが、街乗りでは最強のタイヤです。
ゴリゴリにパンクに強いマッチョなタイヤはどうしても重量が重くなってしまいます。
しかしこのリブモは抜群の耐パンク性能を備えながらも、重量が軽いので快適に走り続けることができるのです。
まさにロングライドにピッタリ!
パンクの心配をすることなしに、スイスイ快適にツーリングしたいならおすすめのタイヤです。



耐摩耗性も高く、長持ちしてくれるタイヤだよ!
オフロードも楽しみたい人
「クロスバイクで荒れた未舗装路をガシガシ走りたいぜ!」
という人にはパナレーサー「グラベルキング」がおすすめ!
その名の通り、グラベル(砂利道)を走るためのタイヤです。
とはいえ普段から未舗装路ばかり走る人は少数で、普段使いでは舗装路を走っている人がほとんどでしょう。
そんな人にこそグラベルキングはおすすめなのです!
グラベルキングは重量が軽く、オフロード用のブロックタイヤよりもずっとラクに速く舗装路を走れます。
- グラベルコースに行くまでの往復の道のりをクロスバイクで走っていく人
- 平日は通勤・通学、週末はグラベルを楽しむ人
- 通勤・通学途中に砂利道や未舗装路が多い人
こういった人にはグラベルキングが特におすすめです。
さらにグラベルキングは種類がメチャメチャ多いので、自分のスタイルに合ったモデルをチョイスできるのがうれしいところです。



舗装路向きかオフロード向きか、軽量モデルか耐パンク強化モデルか、細かく選べますよ。



ザックリ分けて12種類あります。
パナレーサー「グラベルキング」


グラベルキングは、その名の通りグラベル系のタイヤです。
「グラベル」とは、「砂利、砂利道」という意味で、未舗装路のことを指します。



グラベルキングは未舗装路を走るために設計されたタイヤ。
パンクに対する強さは折り紙付きです!
メリット | デメリット |
〇軽いので舗装路も楽に走れる 〇価格が高すぎない | 〇未舗装路が得意×取り付けが大変 | ×ある意味、中途半端ともいえる
グラベルキングのラインナップはこの4種類。
- グラベルキング
- グラベルキング SS
- グラベルキング SK
- グラベルキング X1
違いはトレッドパターン(タイヤの表面のボコボコ具合)。
ボコボコの数やデザイン、センター部分が滑らかになっていたりの違いがあります。



クロスバイクにおすすめなのは、グラベルキングの無印です!
さらに4種それぞれに3つのスペックがあり、
- 通常モデル
- 耐パンク強化モデル
- 軽量モデル
ライドスタイルに合わせて、これらから選択できます。
グラベルキングのメリット
- 砂利道などの未舗装路が得意
- タイヤの重量が軽く、舗装路も速く走れる
グラベルキングはグラベル系のタイヤなので、舗装路ではない砂利道などが得意です。
ですから通勤・通学途中にある砂利道や未舗装路なんかもヘッチャラ。
耐パンク性能に優れたタイヤとして有名な「シュワルベのマラソン」や「パナレーサーのツーキニスト」、「パナレーサーのリブモ」などのタイヤでも、もちろんちゃんと走ってくれます。
しかしこのグラベルキングがすごいのは、砂利道でも普通に速く走れるところです。



安心感が違います!
グラベルキングのもう一つのメリットは、タイヤの重量が軽いところです。
未舗装路を走るためのグラベルタイヤなので、もちろん耐パンク耐性能は高いのですが、タイヤの重量が軽いことで舗装路も速く走ることができます。
「700×28C」の場合
- 通常モデルだと280g
- 軽量モデルだと270g
耐パンク性能と軽さの両方を兼ね備えたタイヤが、このグラベルキングです。
クロスバイクをオールマイティに使いたいなら、おすすめのタイヤです!
グラベルキングのインプレッション
私はグラベルキングをクロスバイクで2年以上使いました。
パンクは一度もありません。
私はいつもパンクの心配をしている性格のため、グラベルキングの安心感は格別でしたね。
クロスバイクのタイヤで細かい砂利や石の道を走ると、マウンテンバイクよりもタイヤ幅が細いので、タイヤが砂利の中に埋もれます。
そうすると、タイヤのサイドが砂利で削られてしまいます。
しかしそんな状況でもこのグラベルキングなら安心。



ヤンチャに走っても、サイドが切れてパンクするなんてことはありませんでした!
パンク恐怖症の私にとっては「パーフェクトなタイヤ」です。
しかも舗装路もスイスイ走れるので、サイクリングでも重宝しました。
ロードバイク勢を尻目に荒れたエリアにバンバントライできるので、メチャメチャ楽しめましたね!
なのでグラベルキングから他のタイヤに履き替えたいと思うことはなく、限界ギリギリまで走り尽くしてお店の人に「もう替えないとね」と諭されるまで使いました。
寿命を迎えて交換するときに感情が込み上がってくるタイヤってなかなかないですが、グラベルキングはそんなタイヤでしたね。
私は「色々なタイヤを試したい!」という欲求に毒されたタイヤオタクなので、その後は違うタイヤに替えましたが、
- パンクの不安から解放されたい!
- オフロードを楽しみたい!
- 舗装路もちゃんと走りたい!
そんな人におすすめできるタイヤです。



とにかく楽しめるタイヤです!
二刀流ゆえに中途半端な面も
グラベルキングは舗装路もオフロードも両方イケるナイスガイですが、その反面どっちつかずの側面もあります。
ブロックタイヤほどのグリップや強さはないので、ゴリゴリのオフロードコースを楽しむのは厳しいです。



競技で使えるタイヤではないです。
そして舗装路のロングライドやヒルクライムでも、ロード用タイヤには到底かないません。
とはいえブロックタイヤでロングライドなんてムリですし、ロード用タイヤでグラベルを楽しむなんてできません。
グラベルキングはよく言えば舗装路もオフロードもどっちもイケる二刀流ですが、言い方を変えればどっちも中途半端とも言えるタイヤです。



ちなみに本記事は、ノーマルのグラベルキングの標準モデルを使ってのレビューです。



グラベルキングは種類が豊富なので、ゴリゴリのオフロード仕様もありますよ!
グラベルキングはこんな人におすすめ
グラベルキングに向いているのは、
- 自宅を出て舗装路を走り、
- トレイルや林道などの未舗装路を走って楽しんでから、
- 舗装路を走って帰ってくる
という使い方をする人です。



平日は通勤・通学。
週末は趣味でオフロードを走るって人にもおすすめ!
趣味でオフロードを走らない人でも、通勤・通学途中が砂利道や土の道路ばかりなら、安心してガシガシ走れるこのグラベルキングがイチオシです!



「グラベルキング」の詳しいレビューは、こちらの記事でどうぞ!


とにかくパンクしたくない人
ロングライドや通勤・通学でクロスバイクを使う人は多いです。
そういった絶対にパンクが許されない状況で走る人におすすめのタイヤを紹介しましょう。



通勤・通学中にパンクなんかしたら…



死…です…
ロードバイクガチ勢はパンクしても数分で修理してしまう人も多いですが、クロスバイク勢でパンクを素早く修理できる人は少ないでしょう。
それならばパンクしないタイヤを使えばいいのです!
私は自他ともに認めるパンク恐怖症なので、パンクにはメチャメチャ敏感です。
ですからこれまでにあらゆる耐パンクタイヤを試してきました。
そんな私がガチで認める耐パンクタイヤがこちら!
- シュワルベ「マラソン」
- パナレーサー「リブモ」
マジでパンクしません。
パンクに悩まされている人に激しくおすすめしたいタイヤです。



丈夫で長く使えるので、コスパは最高です!
「とにかくパンクさえしなけりゃOK!」
そういう人はシュワルベ「マラソン」。
絶対にパンクだけは避けたい人やパンクが許されない状況で走っている人におすすめのタイヤです。
スピードや軽快さよりも、耐パンク性と耐久性を重視する人におすすめです。



世界ナンバーワンのタフガイです!
「走りの軽さもほしい!」
という街乗りメインの人はパナレーサー「リブモ」がおすすめです。



冒険に出るつもりがないなら、リブモで十分!



というか、街乗りでは最強です!
耐パンクタイヤに共通の問題
耐パンク性能や耐摩耗性能が優れたタイヤは、肉厚で硬いものが多いです。
それゆえに「タイヤを取り付けるのに苦労する」という問題が出てきます。
タイヤ交換に慣れていないとイライラと落胆に心を揺さぶられるかもしれませんが、そんな時はお店に持っていけばOKです。
工賃はかかりますが、一度装着してしまえばこの先数年は安泰ですからね。
大手のチェーン店ならフレンドリーに対応してくれるので心配いりませんよ。
シュワルベ「マラソン」
シュワルベ「マラソン」は、世界一周旅でも使われることが多いメチャメチャ頑丈なタイヤです。
デメリットは重量が重いこと。
この重さを許容できるかどうかが、マラソンを選ぶか否かのカギとなります。
- 超ロングのツーリング
- 荒れた路面を走るツーリング
- 荷物満載のキャンプツーリング
ハードモードのツーリングに行く人におすすめのタイヤです。
それだけではなく、頑丈で価格もそれほど高額ではないので通勤・通学で使う人にもおすすめです!



重い重いと言ってますが、ママチャリのタイヤよりは軽いから安心してくださいね。
パナレーサー「リブモ」
リブモの耐パンク性能と耐久性もメチャメチャ優秀です。
そして何と言っても軽い!
通勤・通学だけでなく、ツーリングを快適に楽しむことができるタイヤです。
丈夫で長く使えるタイヤなので、趣味から普段使いまでバッチリ活躍してくれる満足度の高いタイヤですよ。
特にこだわりナシ。万人におすすめのタイヤが欲しい人
「特にタイヤにこだわりはないのよ」
「誰にでもおすすめできる万能のヤツ、教えなさいよ!」
なんて人は実際多いです。
クロスバイクはオールマイティな自転車なので、さまざまな場面で使いたいのは当然です。
そこで誰が使っても満足できるであろう、皆さん全員におすすめできるタイヤを紹介します。
- コンチネンタル「GP5000」
- パナレーサー「リブモ」
- パナレーサー「グラベルキング」
舗装路や街中をメインに走るなら、GP5000とリブモがおすすめ。
オフロードも走るならグラベルキングがおすすめです。
いずれも選んで後悔はないとっておきのタイヤですが、それぞれの特徴はこんな感じです。
GP5000 | ・速さを求める人へ | ・走行性能重視
リブモ | ・街乗り最強 | ・耐パンク性能重視
グラベルキング | ・趣味で使いたい楽しいタイヤ | ・オフロードも走れる
「タイヤにこだわりがないのに3つも提示されたら選べんわ」って人のために補足すると、
- ホントに何もタイヤに対してポリシーがないなら、リブモ!
- カッコつけロードバク勢が苦手な分野で優越感に浸りたいなら、グラベルキング!
- 「すごいー」と言われたいなら、GP5000!
リブモだけでなくGP5000もグラベルキングも耐パンク性能が高いタイヤなので、クロスバイクに乗る人も安心して使えるのがうれしいところです。



迷ったら、コレで決まり!
マイベストタイヤ!
GP5000・リブモ・グラベルキングは、クロスバイクで使うタイヤでは私のベスト3のタイヤです!
GP5000に初めて乗ったときの感動は今でも覚えています。
リブモはこれまでの20年間で、初めてクロスバイクで同じタイヤをリピートしたタイヤです。
いろんなタイヤを試すのが好きな私にとって、こんなことはこれまでただ1回、このリブモだけです!
グラベルキングはとにかく楽しいタイヤ。
マウントを取ってくるロードバイク勢を尻目に、草っ原に突っ込んでいく快感はたまりません!
タイヤ選びに迷ってる人や、特にタイヤにこだわりがない人にぜひおすすめしたいタイヤ達です!
サイクリストにはAmazonがおすすめ
サイクリストには出費が付きもの!
それゆえ少しでも賢く買い物をしなければ、長く続けることはできません。
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Amazonプライム会員についてこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください!



見逃したらもったいないですよ!


クロスバイクにおすすめのタイヤ8選まとめ
本記事では、クロスバイクにおすすめのタイヤを8本紹介しました。
各タイヤの詳しいレビュー記事も用意してあるので、覗いてみてください。
クロスバイクは普段使いからロングライドまでこなせる優秀な自転車です。
自分に合ったタイヤを選ぶことでよりその能力を発揮してくれるので、ぜひタイヤにもこだわってみてくださいね。



本記事で紹介したタイヤは個別に徹底レビューしています。
当ブログ「ホーム」の「レビュー」からも見れるので参考にしてみてください!