パナレーサー「グラベルキング」を徹底レビュー!オフロードも舗装路も走れる二刀流タイヤ【インプレ】

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「オフロードを楽しみたい!」

「パンクに強いタイヤが欲しい!」

そんなあなたにおすすめのタイヤが、パナレーサー「グラベルキング」

オフロードを走るグラベルタイヤでありながら、舗装路もスイスイ走れるパンクに強いタイヤです。

今回は、実際に使ってみた感想も交えながら、このグラベルキングを徹底レビューしていきます。

  • オフロードを楽しみたい人も
  • パンクの不安から解放されたい人も
  • 通勤・通学で未舗装路を走らねばならない人も

必見の要チェックタイヤですよ!

タップできる目次

パナレーサー「グラベルキング」とは?

「グラベルキング」は、パナレーサーの大人気グラベルタイヤ!

砂利道などの未舗装路をガンガン走ることができる、高い耐パンク性能を誇るタイヤです。

【パナレーサーとは?】
Panaracer(パナレーサー)は、1952年創業の日本の自転車用タイヤメーカーです。
生産と開発拠点を日本国内に置く信頼のおける国産メーカーで、純国産の高品質・高性能のタイヤは多くのファンに支持されています!

グラベルキングは、主にロードバイクやクロスバイク、マウンテンバイクで使うグラベル系のタイヤです。

「グラベル」とは、「砂利、砂利道」という意味で、未舗装路のこと。

つまりグラベルタイヤとは、砂利道などの未舗装路を走るための専用のタイヤです。

パンクに強いのが特徴で、オフロードを楽しむだけでなく、通勤・通学などでも活躍してくれますよ!

【グラベルキングのパフォーマンス】

転がり抵抗舗装路
グリップ力
未舗装路
グリップ力
耐パンク性能乗り心地
10
美人秘書

それでは、詳しく見ていきましょう!

グラベルキングのメリット

グラベルキングのメリット
  • 砂利道などの未舗装路が得意
  • タイヤの重量が軽く、舗装路も速く走れる

未舗装路もガンガン走れる

グラベルキングはグラベルタイヤなので、舗装路ではない砂利道などが得意です。

ですから通勤・通学途中にある砂利道や未舗装路なんかもへっちゃら!

耐パンク性能に優れたタイヤとして有名な「シュワルベのマラソン」や「パナレーサーのツーキニスト」、「パナレーサーのリブモ」などのタイヤでも、もちろんちゃんと走ってくれます。

パンクの心配もありません。

しかしこのグラベルキングがすごいのは、砂利道でも普通に速く走れるところです。

たっち

安心感が違います!

未舗装路をザザザァァーっと突っ走るのは本当に気持ちがいいですからね。

グラベルキングは乗っていて楽しいタイヤでもあるのです。

グラベルキングの特徴
  • トレイルコースなどのオフロードを走れる
  • ちょっとした砂利や土の道を速く走れる

タイヤの重量が軽い

グラベルキングのもう一つのメリットは、タイヤの重量が軽いところです。

未舗装路を走るためのグラベルタイヤなので、もちろん耐パンク耐性能は高いのですが、タイヤの重量が軽いことで舗装路も速く走ることができます。

タイヤ重量の一例

「700×28C」の場合

  • 通常モデルだと280g
  • 軽量モデルだと270g

耐パンク性能と軽さの両方を兼ね備えたタイヤが、このグラベルキングです。

たっち

クロスバイクをオールマイティに使いたいなら、おすすめです!

グラベルキングを使ってみた感想

やんちゃに走りたいときってあるよね。

私はグラベルキング(無印)をクロスバイクで2年以上使いました。

パンクは一度もありません。

私はいつもパンクの心配をしてしまう性格のため、グラベルキングの安心感は格別でしたね。

パンクのストレスから解放されて走るサイクリングは本当に気持ちがいいです。

さらに私の場合は、

  • 坂の多い地域に住んでいて、自宅が坂の上にある
  • 街中を走っていても、未舗装の場所を走ってみたくなる
  • 通勤・通学では使わず、趣味で自転車に乗っている

こんな感じで乗っているので、舗装路も未舗装路もイケるグラベルキングとは相性ピッタリ、まさにパーフェクトなタイヤでした。

たっち

消耗品として通勤・通学でガンガン使うだけなのは、もったいないタイヤだと感じました。

結果グラベルキングから他のタイヤに履き替えたいと思うことは一度もなく、限界ギリギリまで走り尽くして、お店の人に「もう替えないとね」と諭されるまで使いました。

私は、「いろんなタイヤを使ってみたい!」という欲求に毒されたタイヤオタクなので、この時に別のタイヤに替えましたが、

  • パンクの不安から解放されたい!
  • オフロードを楽しみたい!
  • 舗装路もちゃんと走りたい!

そんな人には、自信を持っておすすめできるタイヤです。

耐パンクタイヤにもさまざまな種類があってライドスタイルによって向き不向きがありますが、オフロード走行を楽しみたいなら、グラベルキングがイチオシですよ!

美人秘書

こちらの記事で、おすすめの耐パンクタイヤの徹底レビューをしています!

たっち

グラベルキング以外のタイヤもチェックしてみてね!

グラベルキングのラインナップ

グラベルキングはトレッドパターン(タイヤ表面のボコボコ具合)の違いによって、4つのモデルがラインナップされています。

ボコボコの数やデザイン、センター部分が滑らかになっているなどの違いによって、それぞれ特徴が異なってきます。

グラベルキングのラインナップ
  • グラベルキング
  • グラベルキング X1
  • グラベルキング SS
  • グラベルキング SK
たっち

クロスバイクなら、グラベルキングの無印がおすすめですよ!

さらに4つのモデルそれぞれに3つのスペックがあり、

  • 通常モデル
  • 耐パンク強化モデル
  • 軽量モデル

ライドスタイルに合わせて、こちらから選択できます。

美人秘書

細かく選択できるのはうれしいね!

たっち

それでは、それぞれの特徴を見ていきましょう!

グラベルキング

グラベルキングの無印は、スタンダードなモデルです。

タイヤ重量が軽くて高い走行性能を発揮できるため、舗装路もスイスイ走ることができます。

もちろん、砂利や土の路面にもバッチリ対応していますよ!

美人秘書

現モデルは、旧モデルより耐パンク性能がアップ!

たっち

乗り心地も、しなやかになっています!

対応路面
  • オンロード
  • ライトグラベル

【オンロード:グラベル】=【80:20】

グラベルキング X1

トレッドパターンの特徴

「グラベルキング X1」は、「次世代のグラベルキングのフラッグシップモデル」として新たにラインナップに追加された新モデル。

画像の通り、全く新しいトレッドパターンを採用しています。

美人秘書

この特徴的なデザインの効果は?

  • センタートレッドが低い転がり抵抗を生み出し、
  • アグレッシブに配置したサイドノブが高いグリップと走破性を実現する
美人秘書

まさに次世代グラベルキング!

たっち

「革新!」というやつですな…

「グラベルキング X1」のタイヤサイズは、他のモデルと異なり一番細いサイズが「700×35C」
自分のロードバイクやクロスバイクに対応しているか、チェックが必要です。

たっち

ロードバイクやクロスバイクの場合は、太いタイヤはフレームとタイヤの隙間(クリアランス)に余裕がないと装着自体ができないので、気にかけておきましょう。

対応路面
  • ライトグラベル
  • ラフグラベル
  • ルーズ路面

【オンロード:グラベル】=【40:60】

グラベルキング SS

「グラベルキング SS」は、「舗装路からグラベルまでイケるハイブリッド」なモデルです。

  • 舗装路での走りの軽さ
  • グラベルでの走破性

どちらも兼ね備えたハイブリッドなグラベルタイヤです。

トレッドパターンの特徴

  • センター部分は滑らかで、舗装路での転がり抵抗を大幅に低減
  • ショルダー部分にノブを配置し、走行性能を向上させている
美人秘書

高速でもカーブを曲がりやすい!

たっち

とっさの状況でのバイクコントロールもしやすいようになってるよ!

対応路面
  • オンロード
  • ライトグラベル
  • ラフグラベル

【オンロード:グラベル】=【50:50】

グラベルキング SK

世界中で多くのファンに支持されているパナレーサーのグラベルキング。

その歴史を物語る傑作こそが、この「グラベルキング SK」です。

トレッドパターンの特徴

  • これこそグラベルタイヤ、とも言えるトラディショナルなブロックパターン
  • 伝統的なブロックパターンに先進技術を導入し、走行性能を向上させている
たっち

グラベルでの走破性を求める人におすすめのタイヤです!

対応路面
  • ライトグラベル
  • ラフグラベル

【オンロード:グラベル】=【30:70】

グラベルキングのデメリット

美人秘書

ではグラベルキングのデメリットって、何かあるのかな?

グラベルキングは、

  • 砂利道や土の道などの未舗装路もガンガン走れる
  • トレイルコースなどのオフロードを楽しめる
  • 重量が軽いので舗装路もスイスイ走れる

まさに二刀流とも言えるタイヤですが、それゆえのデメリットもあります。

グラベルキングのデメリット

舗装路も未舗装路も走れるが、「どちらも中途半端」ともいえる。

例えば、トレイルコースなどのオフロードを走るなら、ブロックタイヤほどのグリップや強さはないので、物足りなさを感じる場面があるかもしれません。

たっち

人と競っているときは、特にそう感じるかも。

舗装路もストレスなく走ることはできますが、ロードタイヤに比べればスピードも疲労度も到底及びません。

美人秘書

とは言っても、ロードタイヤでオフロードは走れんからね。

たっち

ブロックタイヤで舗装路を長時間走るのもキツイしね。

グラベルキングは1点に特化したタイヤではないだけに、ブロックタイヤやロードタイヤのような専門のタイヤに比べると中途半端だと感じてしまうことがあるかもしれません。

よく言えば、「舗装路も未舗装路もどっちもイケる二刀流」ですが、言い方を変えれば、「どっちも中途半端」とも言えるタイヤという印象です。

美人秘書

まあ、そもそもがグラベルタイヤってそういうものだけどね。

たっち

グラベルキングとしての欠点ってなかなかないからね。正直このくらいしかデメリットが思い浮かばないのよ。

グラベルキングについて詳しく見てみる

グラベルキングの価格

美人秘書

ところで、グラベルキングの価格はどのくらい?

それでは、他の人気の耐パンクタイヤとAmazon価格の比較をしてみましょう。

700×28C の場合】(2024年8月時点の価格)

グラベルキング5424円
ツーキニスト3400円(-2024円)
マラソン4291円(-1133円)
リブモ5015円(-409円)
グランプリ50008258円(+2834円)
美人秘書

こちらはタイヤ1本分の価格ですね!

たっち

前輪・後輪両方替えるなら、2本必要ですよ。

グラベルキングは、

  • 砂利や土の道を速く走れる
  • オフロードも楽しめる
  • 重量が軽いので舗装路もツラくない
  • 耐久性が高い

これだけの性能を兼ね備えた上質なタイヤです。

このタイヤが1本5000円代なら、かなりのお買い得価格といえるでしょう。

たっち

パンクの不安を感じることもなく、長く使うことができるので満足度の高いタイヤですよ!

グラベルキングはこんな人におすすめ!

それでは、グラベルキングはどんな人におすすめなのか見ていきましょう。

一口に「パンクに強いタイヤ」と言っても、タイヤごとに特徴があるので、自分のスタイルに合ったタイヤを選ぶことが大切ですよ。

グラベルキングがおすすめの人
  • 趣味でオフロードを走る人
  • パンクしたくない人
  • パンクの不安から解放されたい人
  • 砂利道などの未舗装路を走る人
  • 軽いタイヤを望む人
  • 通勤・通学で使う場合は、未舗装路区間が多い人

オフロードを楽しむ場合

グラベルキングはグラベル(未舗装路)を走るためのタイヤなので、趣味でトレイルコースなどのオフロードを走る人におすすめです。

オフロードを走りたいけどブロックタイヤはイヤだなって人は、グラベルキング一択!

後悔することはないでしょう。

特にグラベルキングに向いているのは、

  • 自宅を出て舗装路を走り、
  • トレイルや林道などの未舗装路を走って楽しんでから、
  • 舗装路を走って帰ってくる

という使い方をする人です。

トレイルをたっぷりと楽しんだ後に、クタクタになった体で何キロも帰り道を走る。

しかもブロックタイヤで…

「イヤイヤイヤ!」

ゾッとしてしまいます!

グラベルキングなら、体力的に比較的ラクに帰ってこれるし、「帰りツライな…」という精神的負担も軽減できるのがいいところ。

ツーリングの際も、途中でオフロードにチャレンジしながらアグレッシブに走れるので、楽しさ倍増ですよ!

通勤・通学で使う場合

耐パンク性能に優れたグラベルキングは通勤・通学でも活躍します。

しかし、

  • 目的は通勤・通学中のパンク防止のみ
  • 趣味では自転車に乗らない
  • 通勤・通学途中にちょっとだけ未舗装路があるだけ(ほとんど舗装路・街乗り)

という人は、グラベルキングよりもおすすめできるタイヤがあります。

「ツーキニスト」は、価格が安いので気兼ねなくガンガン使えます。

耐パンク性能も非常に高い!

まさに通勤・通学にうってつけのタイヤです。

「リブモ」は街乗り最強の耐パンクタイヤ!

自分からわざわざオフロードを走りにいかないのなら、こちらがおすすめです。

逆に、通勤・通学途中が砂利道や土の道路ばかりなら、安心してガシガシ走れるグラベルキングがイチオシです!

たっち

ツーキニストやリブモよりも、グラベルキングは未舗装路を速く楽しく走れます!

耐パンクタイヤをおすすめする理由

「通勤・通学でも」、「ツーリングでも」パンクしたら気分は最悪です。

遅刻は許されないし、修理にはお金もかかります。

毎日の通勤・通学や、遠くの知らない街でのパンクは本当にイヤですし、パンクしないか心配しながら走るのもかなりのストレスです。

私はパンクに関してはかなりの心配性なので、知らない道を走るときは路面状況が気になって、つい下ばかり見て走ってしまいます。

これでは危険ですし、景色を楽しむこともできません。

私が初めて耐パンクタイヤを使ったのは、趣味で自転車を始めて数年たってからですが、本当に使ってよかったと思いました。

耐パンクタイヤに替えてパンクが減ったのはもちろんですが、何より大きかったのは気持ち的に「パンクの心配」から解放されたことです。

パンク心配性の私にとってはノーストレスで走れるようになったことで、よりアグレッシブによりエンジョイできるようになっていきました。

通勤・通学のようにパンクが許されない状況で走っている人や、趣味でロングツーリングやサイクリングを楽しんでいる人は、ぜひ耐パンクタイヤの導入を検討してみてください!

※こちらの記事で、グラベルキングの他にもおすすめの耐パンクタイヤの紹介をしています。

ライドスタイルによって向き不向きがあるので、こちらの徹底レビューも参考にしてみてください。

パナレーサー「グラベルキング」レビューまとめ

今回は、パナレーサー「グラベルキング」を徹底レビューしました。

グラベルキングは未舗装路を走るためのグラベルタイヤですが、重量が軽く舗装路もスイスイ走れます。

パンクを気にすることなく舗装路も未舗装路もガシガシ走れるタイヤなので、オフロード走行だけでなく、気合いの入ったツーリングも、ちょっとしたサイクリングも自転車で走ることが楽しくなります。

耐久性が高く長く使えるタイヤなので、私は大満足のタイヤでした。

グラベルキング、皆さんもぜひ検討してみてください!

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