クロスバイクにもそろそろ乗り慣れてきたあなた。
自転車にも愛着が湧いてきたことでしょう。
ならば、行くしかありません。
愛車との楽しいロングツーリングへ!
「でも初心者だし、クロスバイクでロングライドできるの?」
「ロードバイクじゃなくても大丈夫?」
そんな不安も出てきてしまいますよね。
でも大丈夫!
今回は、初心者のロングツーリングをクロスバイクで楽しめるのか、ロードバイクと比較しながら解説します。
それでは早速、レッツラ・ゴー!
ツーリングならロードバイクよりもクロスバイク!
ロングツーリングってロードバイクのイメージがあるけど、クロスバイクでも可能なの?
可能です!
というか、むしろクロスバイクのほうが楽しめますからね!
ほほう…
それは興味深い…!
オンロードを速く長く走るために設計されたロードバイクは、それゆえのデメリットも併せ持っています。
「初心者がツーリングを楽しむ!」という点においては、クロスバイクのほうがロードバイクよりも優れている点も多いんです。
初心者であればあるほどクロスバイクのメリットの影響は大きいので、初めてのツーリングにクロスバイクをチョイスするのは大正解!
お気に入りのクロスバイクで、初めてのロングツーリングをばっちりキメちゃいましょう!
レースならロードバイク一択だけど、初心者がツーリングを楽しむなら断然クロスバイク!
自転車界の最高峰!
性能も価格もずば抜けています。
舗装路を速く・長く走ることに特化した自転車で、見た目的には、グルンと湾曲したドロップハンドルと乗り手のピチピチウェアが特徴です。
クロスバイクがおすすめの理由
それでは、初心者のツーリングにはなぜクロスバイクがおすすめなのか、その理由を見ていきましょう!
- 段差や悪路に強い
- パンクに強い
- 初心者でも安全に走れる
- 身体に優しい
- お店への立ち寄りや観光がしやすい
- 服装がラクチン
1.段差や悪路に強い
ツーリングは、知らない道を長時間走り続けます。
アスファルトがひび割れていたり、突然オフロードになったり、さまざまな路面を経験することでしょう。
側溝のあみあみのふたや路面の段差もビシバシ登場してくれます。
そんなときこそ、まさにクロスバイクの本領発揮!
歩道の段差なんて軽くヒョイッとやりすごせます。
そしてツーリングも後半になってくると、悪路や段差だけでなく、じわじわと押し寄せる身体的・精神的な負担が初心者を苦しめます。
- 慣れない長時間走行
- 地図を見ながら知らない道を走るストレス
- やきもきさせる信号と渋滞
- 迫りくる日没
そんな状況になってくると、小石や木の枝を避けることすらおっくうになってきます。
些細な路面からの振動もボディブローのように体力を奪っていきます。
だからこそのクロスバイク!
段差に強く、小回りが効いて、街乗りもロングライドも可能なクロスバイクだからこそ、初心者にとって心強い味方になってくれるのです。
2.パンクに強い
ツーリング初心者にとって、最も大きな不安要素は「パンク」ではないでしょうか?
長年自転車に乗っている私ですら、パンクにはいつもビクビクしています。
そして皆さんご存じの通り、ロードバイクのタイヤは細いです。
もちろんパンクもしやすいです。
クロスバイクもママチャリよりは細いタイヤを履いていますが、ロードバイクのタイヤはさらに細くて不安になってしまいますよね。
親指ほどの太さのタイヤ…
舗装された道路でも、自転車が走る路肩部分は小石や木の枝などがたまりやすく、パンクのリスクは跳ね上がります。
知らない土地で自転車がパンクしてしまう恐怖。
もうテンションだだ下がりです。
目の前真っ暗ですよ。
パンクのリスクを減らせるクロスバイクは、楽しいツーリングには欠かせません。
慣れるまでは、涙ぐみながらパンク修理しましょうね…
1発目は確かに苦労するかも。
1度経験してしまえば、かなりコツが掴めるから心配いらないよ!
念のため、YouTubeでパンク修理の動画をチェックしておきましょう。
現場でも、スマホを見ながら作業することになるので、電池残量には注意が必要です!
ツーリング中は地図アプリも使うし、予備バッテリーを持っていこうね!
現地でパンク修理するには、これらの道具が必要です。
- 予備のチューブ
- タイヤレバー
- 携帯空気入れ
それほど重い物ではないので、常に自転車に積んでおくといいですよ。
ボトルケージに収まるツールケース(ツールボトル)に入れておけば邪魔にならないのでおすすめです!
とにかくパンクしたくない人は
簡単に修理できるとはいっても、一番はパンクしないことです。
「修理もイヤ、店まで押して歩くのもイヤ、パンクは絶対イヤ!」
という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが「耐パンクタイヤ」です。
耐パンクタイヤは、肉厚のゴムや内部の補強などで自転車をパンクから守ります。
このタイヤが「最強の耐パンクタイヤ」です!
(私の独断と偏見!)
※おすすめの耐パンクタイヤについて、こちらの記事で詳しく解説しています。
参考にしてみてください!
実際に数種類の耐パンクタイヤを試して、本当に信頼できるタイヤだけを紹介しています!
※パンク防止には、こまめな空気入れも重要です!
こちらも参考にどうぞ!
3.初心者でも安全に走れる
自転車ツーリングで最も大切なことは、「無事に帰ってくること」です。
自転車はケガのリスクがある乗り物なので、安全には十分すぎるほど気を遣いましょう。
先生も言ってました。
「家に帰るまでが遠足ですよ」
ツーリングで知らない道を走っていて一番の恐怖は、車やトラックのムチャな追い抜きです。
おケツがキュッと引き締まるのも、1度や2度ではすまないでしょう。
地図アプリに誘導されて交通量の多い幹線道路に入ってしまうこともよくあります。
そんな時に頼りになるのがクロスバイク。
トラック共のアホな(じゃなくて無理な)追い抜きから逃れるなら、歩道に避難すればいいのです。
クロスバイクならそれほどスピードも出てないし、歩道の段差もへっちゃです。
ササっとスイスイ、ノーストレスです!
一方ロードバイクだと、あまり頻繁に車道と歩道を行き来しないんですよね。
私もロードバイクに乗っていた時は、めったに歩道に移ったりはしませんでしたし。
「スピードを落とすのがわずらわしい」っていう気持ちはありました。
常にタイムを計測しながら走っていましたからね。
クロスバイクがロードバイクよりも安心なのは、段差や砂利を気にせずサッと歩道に避難できるところです。
・歩道の段差が気になる
・スピードを落としたくない
・ロードバイクで歩道を低速走行するのは結構キケン
・歩道の路面の振動がキツイ
このような理由から、ロードバイクは頻繁に歩道に入ったり出たりはしないのです。
ずっと車道走ってるから、ドライバー側もイライラしちゃうのかもね。
4.身体に優しい
クロスバイクは、ロードバイクに比べて身体への負担が少ないのも初心者にはうれしいところ。
- 路面からの振動が少ない
- 前傾姿勢がゆるいので、景色が見やすく疲労も少ない
- 硬いサドルでお尻が痛くなることがない
路面状態を過剰に気にする必要もないし、車の恐怖を感じることも少ないです。
肉体的だけでなく精神的にも負担をかけずにツーリングを楽しめるのは、クロスバイクならではですよ!
それでいてスピードもガッツリ出るからね。
ホント頼りになるわ。
5.お店への立ち寄りや観光がしやすい
せっかく遠出するんだし、お目当ての店や名所を訪れたりもしたいですよね。
そんな時も、軍配はクロスバイクに上がります!
- スタンドで自立して停めれるので、店に入るのもノーストレス
- 過剰に盗難の心配をしなくていい
休憩も買い物もスマートでスムーズ。
ロードバイクはこの部分が結構めんどくさいですからね。
- サイクルラックがあるかチェックが必要
- 食事は自分のロードバイクが見える席で(盗難が心配)
いつもロードバイクの心配をしていなくてはいけません。
コンビニ休憩も、一緒に入店せずに代わりばんこで行くよね。
ロードバイクの見張りのためですな。
カギ(もちろん地球ロック)するのが面倒だからね。
クロスバイクにはそんなストレスはありません!
お店に立ち寄ったり、自転車から離れて散策したり、気軽にできるのが本当にラクでうれしいです。
6.服装がラクチン
ロードバイクに乗る人の服装は特殊です。
観光地やカフェでもひときわ異彩を放っているので、一目瞭然ですよね。
上下ピチピチのウェアをまとい、カチャカチャと金属音を立てながら歩いているので、いやが応でも目に入ってしまいます。
ロードバイクをやりたいけど、あの格好がイヤだという人も多いですよね。
「安心してください!」
クロスバイクならそんなの着なくてもいいですからね。
私たちはピチピチウェアもビンディングシューズも気にすることなく、自由に歩き回ってグルメや観光を楽しみましょう!
ちなみにサイクルパンツの下は、履いてませんからね…
ノーパンなのよ…
ロードバイクに乗る人は、ビンディングシューズを履いています。
ビンディングシューズとは、ペダルに固定させることができる専用のシューズです。
靴の裏に留め具がついており、つま先が浮く状態(ハイヒールの逆)になるため、ぎこちない格好で歩くはめになります。
【結論】初心者にはクロスバイク!
このように、初心者のツーリングにはロードバイクよりもクロスバイクがおすすめです。
初心者の自転車ロングツーリングに大切なことは、
- 安全に
- 快適に楽しく
- 機材トラブルもなく
無事に帰ってくることです。
それにピッタリなのがクロスバイク!
「初心者だし、クロスバイクでロングツーリングは無理かな…?」
なんてもし思っているなら、それは全くの逆ですからね!
「初心者こそ、ロングツーリングにはクロスバイク!」ですよ!
クロスバイクは、決してロードバイクの劣化版じゃないからね!
自信を持って愛車のクロスバイクと出かけましょう!
私も以前はロードバイクに乗っていましたが、ツーリングは観光目的ではなく、走ること自体を楽しむためのものでした。
楽しみ方そのものが異なるので、ロードバイクとクロスバイクのどちらが上とか下とかはありません。
それぞれの楽しみ方で、ツーリングをエンジョイしましょう!
ソロでのツーリングはさらに気軽に出発できるので、初心者にもおすすめです!
気分次第で寄り道したり、途中でイヤになったら自由に引き返せばいいし、誰にも気兼ねすることなく気ままに楽しめるのがソロのいいところです。
学生時代ならまだしも、社会人ともなると友人と日程を合わせるのも一苦労です。
「クロスバイクでソロでのロングツーリング!」
私はこのスタイルが最もお気に入りです。
人のペースに合わせるのも疲れるからね。
まとめ
今回は、初心者のロングツーリングにはいかにクロスバイクがおすすめか、ロードバイクと比較しながら解説しました。
「初心者だから、クロスバイクでロングツーリングは無理かな…」
ってのは、逆ですからね。
むしろ初心者だからこそクロスバイクがおすすめなのです。
もちろん経験を積んだ人もクロスバイクで楽しめますから、安心してくださいね。
私は現在、クロスバイクをメインに乗っています!
せっかくクロスバイクを買ったのなら、ツーリングに出かけないのはもったいないです。
クロスバイクは、ロングツーリングも日常使いも可能なオールラウンドで活躍できる優秀な自転車です。
愛用のクロスバイクと共に!いざツーリングへレッツラ・ゴー!
ツーリング中のトラブルNo.1はパンク。
回避するなら「耐パンクタイヤ」がおすすめです!
こちらの記事で詳しく解説しているので、参考にどうぞ!