私はパンクが怖いです。
走っていても路面状況ばかり気にかかり、
- 小石
- 金属片
- 路肩のゴミ
こういうものに過剰に反応してしまいます。
「今の音、なんか踏んだ?」
「空気抜けてない?」
と、ビクビクしながら走るのが普通になってしまっていました。
パンク=修理が面倒・時間を奪われる・気持ちが一気に萎える。
それを思い知らされているからこそ、「またパンクしたらどうしよう」という不安が常に頭の中をグルグルしているのです。
そんな私が、今はほぼ同じコースを、ほぼ同じ使い方で走っていても、パンクの恐怖をほとんど感じず、アグレッシブに走れるようになりました。
本記事では、
- なぜそこまでパンクが怖かったのか
- 今どんな考え方でタイヤを選んでいるのか
- そして、今どのタイヤを使っているのか
を、実体験ベースで解説します。
「速さ」や「軽さ」よりも、安心して走れることを最優先したい人には、きっと参考になるはずです。
たっち具体的に今使っているタイヤも紹介しますよ!
まず結論
私は「パンクしにくさ×気持ちの余裕」を最優先して、タイヤを選んでいます。
- 多少重くてもOK
- レースで勝つ必要はない(それは別のタイヤで)
- 走行性能は「十分気持ちいいレベル」で納得
それよりも、
- 「今日はパンク大丈夫かな?」と考えなくていい
- 路肩を走ってもビクビクしなくていい
- 走っていてストレスを感じない
この状態を作れるタイヤを選ぶようになりました。
「パンクが怖い」という感情は、気合や慣れでは消えません。
道具(タイヤ)で解決するのが、一番ラクで確実です。
なぜ私は「パンク恐怖症」になったのか?
パンクは心を折ってくる
私はパンク恐怖症です。
パンクが怖くて仕方ありません。
パンクそのものもイヤだし、修理の作業もイヤです…
立ち往生して途方に暮れるなんて、想像するだけで恐ろしい…
そんな私なので、初めてクロスバイクを買うときも相当悩みました。
「自分の性格では、パンクが怖くて遠出ができず、結局楽しめずに辞めてしまうんじゃないか」
と葛藤していました。
そんな状況でクロスバイクを購入したのですが、買ってすぐにパンク連発!



ハッキリ言って、心折られましたよ…
想像の中だけのパンク恐怖症だったのが、実際のパンクを経験してホンモノの恐怖症として発症してしまったのです。
その後はもちろんロングライドなど一度もナシ!
近所のスーパーの買い物に使うだけの自転車となってしまいました。



数カ月はそんなモヤモヤした時間をすごしましたね。
そんな頃に、「耐パンクタイヤ」と呼ばれるパンクに強いタイヤと出会ったのですが、この時のインパクトは強烈でした!
「ぜ、全然パンクせえへん…なんで…」
驚きと喜びに震えたのを今でも覚えています。
「コレがあれば、自分でもクロスバイクを楽しめる!」って本当にうれしかったですね。
スポーツ自転車におけるタイヤの重要さを痛感し、タイヤへの興味が湧いてきて「沼」へとハマるきっかけとなった出来事でした。



ここからタイヤオタクへの道を歩んでいくことになるのですが、これはまた別の話…
ネットの情報を信じて失敗したことも
タイヤは決して安い買い物ではありません。
ですから後悔しないようにとネットで情報収集する人も多いと思います。
私もタイヤ選びの際は色々調べたりしますが、ネットの中の情報全てが自分に当てはまるわけではありません。
私がよくやらかしたのが、プロのサイクリストが上級者の視点で専門的に解説している記事などです。
「ここにこの素材を使っているために、アップダウンでの加速の立ち上がりがスムーズ」
なんて言われると、
「ムムム…!いいじゃないの!」
となってしまい、
「しかも○○素材の耐パンクベルトが入っているので、パンクにも強いんです」
なんて言われたら、即刻ノックアウトです。



食い気味にポチっとしてしまい、のちに激しく後悔することになってしまうのです…
そもそもが自分にそこまでの脚力がないので、プロがレビューするような速度で長時間巡航することなど不可能。
同じようなシーンを再現できるはずもなく、タイヤの性能を実感することなどできません。
ましてや初心者が通勤・通学や街乗りで使う場合とは、全く当てはまらないジャンルのタイヤだったりもします。
「せっかく買うんだから、少しでもいいものを!」
と夢中になってギンギンに物色していると、つい「プロが褒めてるんだから間違いないはず」なんて自分に合っていないタイヤに手を出してしまうこともあるあるなので要注意!
「高性能タイヤ=自分に合うタイヤ」ではない場合も、初心者・中級者のころにはよくあります。
ましてやパンクに強いタイヤを探しているなら、プロおすすめの憧れのタイヤに惑わされず、しっかりと自分の目的に合ったタイヤを選びましょう。



ちなみに「メーカー所属のプロや、ショップ店員のおすすめ」は、メリットが多めに配合されている場合も多いので、話100%で信じないほうが身のためです。



自分の用途や脚力を無視して、ドキドキしながら高額な高性能タイヤをポチって速攻でパンクした時の絶望感…
皆さん、全力で回避してください!
パンク恐怖症の私がタイヤ選びで重視している3つの基準
①走行性能より「安心感」を最優先
この記事を読んでいる人は、パンクに不安を抱えている人だと思います。
あるいは、通勤・通学など絶対にパンクが許されない場面で使う人も多いかと思います。
そんな人に言いたいのは、
「軽さ・転がりは二の次!」
最優先するべきは、
- 耐パンク性能
- 耐久性
この2点です!
耐パンク性能に関しては、耐パンクベルトによる突き刺しパンク防止性能だけでなく、リム打ちパンク防止、サイドカット防止の性能も見逃してはいけません。
耐久性とは、摩耗に強くて長持ちするかかどうかの性能です。
タイヤの寿命に直結するので、とても重要な部分です。
パンクしにくいタイヤを探しているなら、まずは「耐パンク性能」と「耐久性」。
この2点がしっかりしているタイヤを選ぶことで安心感につながり、パンク恐怖症の呪縛から逃れる第一歩となります。
②実績のある定番モデルを選ぶ
私は耐パンクタイヤの実力を思い知らされてからは、その中でも「どのタイヤが一番自分にしっくりくるのか」、理想の一本を求めて日々試行錯誤しています。
日本で普通に話題に上がってくるタイヤを試し尽くしたあとは、日本では普及していない海外のタイヤも軒並み試してみました。
そうした経験を踏まえて結論を言うと、
「結局、日本でちゃんと普及している、実績のあるモデルが一番いい!」
ということです。
わざわざ海外メーカーのオンラインショップに登録して、何週間も商品の到着を待つ必要など一切ありません!
使って安心の優秀な耐パンクタイヤは、全てAmazonで購入できます!
長い時間をかけて、多くの人に評価されてきたタイヤは、やっぱり信頼できますからね。



とはいえ、実績のある人気のタイヤだってたくさんあるから迷ってしまいます。
このあと、とっておきの厳選したタイヤを紹介しますからね。
③耐パンク性能に特化したタイヤを選ぶ
この部分は、私が散々失敗してきたところなので、皆さんにもしっかりお伝えしていきたいです。
まず第一に、
プロ選手やショップ店員発信の「こんなに高性能ですよ」情報はスルーしましょう!
私たちが探しているのは、あくまでパンクに強いタイヤ!
走行性能の優劣でタイヤを選んではいけません!
「そんなん最初から分かってるわ」と言われるかもしれませんが、よくやりがちなのは、
「こんなに転がりが軽いのに、耐パンク性能が高いんですよ」というフレーズ。
「ん?耐パンク性能が高いなら、コレでいいんじゃない。走りも楽しめるし。グヘヘ…」
なんて色気を出しちゃダメダメ!
ハッキリ言って、
- 「軽量タイヤだけど、パンクに強いモデル」と、
- 「ゴリッゴリの耐パンクタイヤ」。
この二つでは、耐パンク性能と耐久性は雲泥の差です。



「軽量タイヤの耐パンク強化モデル」は、ペラッペラの軽量タイヤに耐パンク層を施したもの。
耐パンクに振り切った「耐パンクタイヤ」とは別物なので要注意。
パンク恐怖症の皆さんが選ぶべきは、ゴリゴリの耐パンクタイヤ一択です。
今、このタイヤを選んでいる理由
いろいろな耐パンクタイヤを使ってきた結果、今一番大事にしているのは、「安心して走り切れるかどうか」です。
速さも大事。
走行感も大事。
でもそれ以上に大切なのが、安心感!
「今日はパンク大丈夫かな、ドキドキ…」
「路肩に小石が溜まってるな、ヒヤヒヤ…」
なんて路面状況ばかり気にして走っても楽しくないんですよ。
私がタイヤに求めているのは、こうした不安をどれだけ減らせるかどうかです。
私のタイヤ選びの基準はシンプル
今の基準はかなり割り切っています。
- 耐パンク性能が高いこと
- 長距離を走ってもストレスがたまらないこと
- 転がりが「遅い」と感じないならOK
走行性能に関しては、「遅い」「重い」と違和感を感じることがなければヨシとします。
速さや軽さを優先してスカッとするよりも、
「パンクしたくない…パンクしたくない…パンクしたくない…」
という負の感情を取り除くほうが、私にとっては明らかに健全なのです。



まずは耐パンク性能。
これが第一です。
パンクしにくさは「精神的な軽さ」でもある
今使っているタイヤに替えてからの一番の変化は、路面を見る目です。
以前は、もう本当にギンギンに路面状況を凝視していました。
しかしこれでは走りを楽しむ以前に、周囲の状況を確認できないので危険だし、人に迷惑をかける要因にもなってしまいます。
それが今のタイヤに替えてからは、その路面ガン見癖がかなり薄まりました。
タイヤへの絶対的な信頼感があるからです。
「多少何か踏んでも、パンクすることはない」という安心感!
パンク恐怖症の私に、そう思える日が来るなんて。



走りではなく、気持ちが「軽く」なりました。



うまいこと言っちゃって。
走行性能も「十分」ある
耐パンク性能を最優先にして選んだ今のタイヤですが、決してノロマなカメではありません。
耐パンク性能に特化すると、どうしてもタイヤは重くなってしまいますが、私の使っているタイヤはそんな心配は無用。
タフで有名なシュワルベのマラソンよりも、前後合わせて300g以上も軽いです。
当然、軽量タイヤに比べれば重いですが、通勤・通学や街乗りにおいては、
- 気になるほど巡航速度が落ちるわけではない
- 加速がモッサリしているわけでもない
- 脚が余計に削られる感じもない
このレベルで走ってくれれば、私には十分です。
むしろ、
「パンクしたくない…したくない…」
と路面を凝視することが減った分、結果的にペースが安定しましたね。



ロングライドもバッチリですよ!
今の結論
今の私は、
パンクの不安を減らしつつ、(←ココが一番大事)
クロスバイクらしい走りも楽しめる
このバランスを、一番自然に取れているタイヤを選んでいます。
どちらかに振り切っているわけではないけど、「今の自分には、ちょうどいい」。
そう思えることが、タイヤ選びでは一番大事なのかもしれません。



次は具体的にどんなタイヤを使っているのか、ズバリお答えします!
私が使っているタイヤとその理由
それでは、今の私が実際に使っているタイヤを発表します!
結論から言うと、「これが最高だから」というよりも、
今の自分の乗り方・メンタルに一番合っている
そう感じて、選んでいます。



私が今クロスバイクで使っているタイヤがこちらです!
パナレーサー「リブモ」
パナレーサーのリブモは、高い耐パンク性能・耐摩耗性能を誇るアーバン最強モデル!
通勤・通学や街乗りにピッタリのタイヤです。
あらゆる種類のパンクに対応しているので、段差や路肩のゴミなど、危険がいっぱいの街中でもパンクの心配ナッシング!
ストレスなくスイスイ走れます。
さらにこのリブモの凄いところは、パンクや摩耗に強いだけではなく、タイヤの重量が軽いので走りが軽やかなところ。



丈夫さが売りのタイヤはいくつもあるけど、その分走りは犠牲になりますからね。
リブモは、
- 街乗り最強の耐パンク性能
- 摩耗に強く寿命が長い
この部分に関しては一切の妥協なくしっかりとした品質を保ちながら、それでいて軽やかなのが凄いのです。



リブモは、中途半端にイイトコ取りなんてしてません!
ゴリッゴリの耐パンクタイヤです。



それなのに、軽快さも兼ね備えてるのが凄いのね。
参考までに、パンクに強いと評判のタイヤたちと重量の比較をしてみましょう。
【700×28Cの場合】
| リブモ | 390g |
| GP5000 | 240g |
| グラベルキング | 280g |
| ツーキニスト | 380g |
| マラソン | 560g |
一見すると、「言うほどでは…?」と思うかもしれませんが、何と言ってもタイヤの耐久性が段違いです。



リブモ、全くパンクしませんからね(経験者談)。
先ほど述べたように、私のタイヤ選びの基準はまずは「安心感」。
街乗りでリブモほど安心できるタイヤは、なかなかありませんよ。
リブモは私の価値観を変えたタイヤ
ご存じの通り私はタイヤオタクです。
ロードバイクやクロスバイクにおいてのタイヤの重要性を痛感してから、どっぷりとタイヤ沼へとハマってしまいました。
「タイヤの寿命は新しいタイヤとの出会いのチャンス!」なんてハアハアしている私ですから、クロスバイクで同じタイヤを続けてリピートすることはまずありません。
少しでも多くのタイヤを経験したいですからね。
リピートしたのはこれまでただ1回!
このリブモだけです。
タイヤオタクの価値観をも覆すリブモの魅力。
パンクが不安なあなたもぜひ試してみてください。
ハッキリ言っておきたいのは、「リブモ」が誰にとっても正解ではないということです。
- レース志向の人
- 多少のパンクリスクなら許容できる人
なら、他にもっとマッチするタイヤがあるし、
「パンクが怖すぎてリブモじゃまだ不安。世界最強のヤツを!」という重度のパンク恐怖症の人には、
マラソンプラスを処方するしかありません。
ただ、
- パンクが不安で走りを楽しめない
- パンクが怖くてロングライドできない
- 安心感と走りのバランスを取りたい
- クロスバイクに乗っている
こういう人は、一度リブモを試してみる価値はありますよ。



「街乗り×クロスバイク」では、リブモは最強です!
パンクは怖いけど、走行性能も捨てたくない人へ
とはいえ、「せっかくロードバイクやクロスバイクを買ったんだから、軽やかにスイスイ走りたいよー」と思うのも分かります。
私もそうですし、そう思う人は多いと思います。



そのために買ったんだもんね!
ただ先ほど述べた通り、軽量タイヤの耐パンク強化バージョンでは、あなたのパンク恐怖症を払拭することはできません。
そんな場合は、
- 普段の使い方で神経質にならずに済むくらいの耐パンク性能があるか
- そのタイヤで走っていて「楽しい」と感じられるか
この2点を基準にタイヤを選びましょう。
- 「最強の耐パンク性能」ではなく、通勤・通学やロングライド・街乗りなど、自分の用途に合った耐パンク性能
- 自分なりに軽やかに楽しく、安心して踏める走り
この両者のバランスが重要なのです。



舗装路でのロングライドに、冒険仕様の猛者は必要ないですからね。
それでも走りを捨てきれないアナタにはこちらを
パンクは怖いけど、「耐パンク寄りじゃなくて、走り優先の耐パンクタイヤを教えてほしいな」という人もいるでしょう。
そんな人のために、長い長い耐パンクタイヤ巡りの結果、私なりにたどり着いた「走行性能が高くて、パンクにも強いタイヤ」を紹介します。
これらのタイヤについては、別の記事で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。



ロードバイク乗りの人は必見ですよ!



フフフ…
私の涙と札束の結晶をご覧くださいな。
リブモを選んだ理由|まとめ
パンクが怖いのは、経験不足でも気合不足でもありません。
一度でもイヤな思いをすれば、誰でも怖くなります。
だから私は、「気にしなくていい状態」を作るために、タイヤ選びの基準を変えました。
速さを少し手放して、
安心感を手に入れる。
その結果、よりアグレッシブに自転車を楽しめるようになりました。
もし今、あなたが少しでもパンクに怯えながら走っているなら、タイヤを替えるだけで世界はガラッと変わります。
- 通勤・通学でも
- 休日のロングツーリングでも
- 普段使いの街乗りでも
タイヤ選びを見直すだけで自転車ライフは一変するので、ぜひ試してみてください。



こちらの記事では、パンクが不安な人向けに、具体的なタイヤ候補を用途別にまとめています。








