夏のロングライドで、「キンキンに冷えたドリンクを飲みたい」と思ったことはありませんか?
そんなわがままを叶えてくれるのが、キャメルバックのステンレス製ボトル「ポディウム ステンレス」。
見た目は高級感たっぷり。
それでいてサイクリングボトルとしての「飲みやすさ」はしっかり確保。
実際に使ってみると、プラボトルとは全く違う満足感があります。
そこで本記事では、そんなポディウムステンレスを実走でしっかり使って分かった特徴・メリット・デメリットを徹底レビューします!
たっち”ただの水筒”ではない特別感のあるボトルですぞ!


| メリット | デメリット |
| 〇保冷力はバッチリ 〇ステンレス製だが飲みやすい 〇見た目がオシャレ | ×重量が重い ×傷がつきやすい ×価格が高い |
キャメルバック「ポディウム ステンレス」の特徴


キャメルバックの「ポディウム ステンレス」は保冷力バツグンのステンレス製ボトルです。
サイズは530mlと650mlの2種類。
その特徴はなんと言っても保冷力の高さ!
保冷時間は、530mlボトルなら14時間、650mlボトルなら18時間です。



保冷力が高いので氷を入れすぎると溶けきらなくて、ヤキモキしてしまうくらいのレベルです。
その保冷力を実現させているのが、「真空断熱二重構造」。
気温30度以上の真夏ライドでも、2~3時間は中に入れた氷が溶けずに残っています。
もちろん氷が溶けた後も、ドリンクはキンキンに保冷されています。
炎天下のライドで冷たいドリンクが飲める幸せは一度味わったらもうやめられません!



自販機で冷たいドリンクをグーッと飲む快感を、ライド中にいつでも味わえるんです。
ステンレス製なのでその分重量が重くなるのがデメリットですが、「200gほどの重量アップ」と「キンキンに冷えたドリンクをいつでも飲める幸せ」を比べれば、私は断然冷え冷えドリンク一択です!
年々過酷さが増してきている夏場のライドには、もはや必需品と言っていいでしょう。



ポディウム ステンレスの「真空断熱二重構造」。
フフフ…思い知りたまえ。
みんな大好き、チタンもあるけど…
ポディウムシリーズには、チタン製のモデルもラインナップされています。
サイクリストが大好きなチタンですが、サイズは530mlのみで重量は240g。
そしてAmazon価格は17000円超え!
ステンレスより55g軽くするのに、一万円以上のプラス出費となります。
「沼」にハマるのは、ほどほどに…
【参考までに保冷時間の比較】
| 保冷時間 | 価格 | |
| ステンレス(530ml) | 14時間 | 5277円 |
| ステンレス(650ml) | 18時間 | 5707円 |
| チタン(530ml) | 7時間 | 17067円 |



しかも、保冷時間はステンレスのほうが長いですからね。
キャメルバック「ポディウム ステンレス」のファーストインプレッション


- 飲みやすい
- 重いが許容範囲
- 傷つきまくり
- オシャレ
- 結果としてリピートしちゃった
私はこれまでは普通のプラスチック製ボトルを使ってきましたが、2025年の夏に初めてステンレス製のボトルを使いました。
近年の夏の暑さがぶっ飛んでいるので、その対策です。



私は暑さがメチャメチャ苦手なタイプなのです…
選んだステンレスボトルは、キャメルバックの「ポディウム」。
530mlのパールカラーを買いました。
初めてのステンレスボトルだったので、買う前に特に気になっていたのがこの2点。
- 飲みやすいかどうか
- 重量感はどんなもんか



金属製なのでギュッと潰して飲めないですからね。
結果として、飲みやすさに関しては全く問題ありませんでした。
傾けるといい具合の量が出てくれるし、一気に飲みたいときは口を付けて吸い込めばオッケーです。
ドバっと飲料が出てくることがないので、むせることがないのもグッド!
癖でボトルを握ってしまうこともありますが、まあご愛嬌ということでじきに慣れるでしょう。
重量に関しては、やはり重たさは感じます。
特に私はヒルクライムの練習で使うことが多かったので、ちょっとした重量感はありました。
しかしそれよりも真夏のライド中に冷たいドリンクを飲める幸せのほうが勝っていたので、全然許容できる範囲内でしたね。



レース本番でないなら、全く問題ナッシング!
ただ、傷はつきやすいです。
私の可愛いパールちゃんは、数回の使用で傷だらけになってしまいました。
もし傷が目立つのがイヤなら、樹脂製(プラスチック製)のボトルケージに交換するのがおすすめです。
カラーはメタルを選ぶのも有効かもしれません。



結果的に私はしばらくして650mlボトルも追加購入しました。
すっかり気に入っちゃいましたよ!
追加で購入したのも、もちろんパール!
見た目重視で攻めてみました。
フレームのカラーに合わせたパールチョイスによって、ビジュアルはキメッキメにスタイリッシュに!
メチャメチャお上品な感じに仕上がりました。
ポディウムステンレスは見た目がオシャレで、質感が上質なのも魅力ですよ。
650mlボトルは結構デカいです
ステンレス製なので、樹脂製(プラスチック製)のボトルと同じ容量でもサイズは大きいです。
ちなみに650mlのほうは長さが26.1㎝。
フレームサイズが小さい人(背が低い人)は要注意です。
実際に使ってみるとサイズ的にカツカツで使いにくかったり、フレームに傷がついてしまう可能性も出てきます。
(サイズ感は上記の画像参照)
そんな時は、530mlボトルを選ぶか、横差しタイプの樹脂製ボトルケージを使うのがおすすめです。
タイヤやコンポーネントなどの機材にお金を投入しがちな私たちサイクリストですが、ボトルを見直すことで夏場の練習やサイクリングの苦痛が大幅に軽減されます。



機材にばかり目を向けずに、環境を整えることの大切さを思い知りました。



悟り、開いちゃってる…
チューブを外して使うのもアリ
本来の使い方ではないかもしれませんが、内部のチューブの掃除が面倒だったのでチューブなしで使ってみましたが、何の不満もなく使えました。
もし手入れが面倒に感じるなら試してみてもいいかなと思います。



ちなみに全てのパーツが食器洗い機に対応していますよ!
キャメルバック「ポディウム ステンレス」のメリット



それではポディウム ステンレスのメリットを見ていきましょう!
| メリット | デメリット |
| 〇保冷力はバッチリ 〇ステンレス製だが飲みやすい 〇見た目がオシャレ | ×重量が重い ×傷がつきやすい ×価格が高い |
保冷力はバッチリ
保冷ボトルの存在は前から知っていましたがこれまで使ってこなかったのは、「どうせ時間がたてば、ぬるくなっちゃうんでしょ」という諦めの気持ちがあったからです。
そして本当に保冷力を高めるためには、魔法瓶のようにズッシリ重くなってしまうんでしょ、と思って避けていたのです。
ところがこのキャメルバックのステンレス製ポディウムの保冷力は凄い!
私の感覚ですと、真夏の炎天下で氷を入れても2~3時間は溶けきらずに残っています。
もちろん氷が溶けた後も、キンキンの保冷状態は半日は続きます。



実際、真夏に半日もボトルにドリンクが残ることなんてないから、休憩地点で補充していけば常に冷え冷えドリンクがいただけます!
このポディウムステンレスの保冷力はバッチリ!
保冷に関しての心配や不安は全くないので、安心してください。
ステンレス製だが飲みやすい
ステンレス製ボトルを使うにあたって、サイクリストの皆さんが気になる点が「飲みやすさ」に関してだと思います。
私も初めてのステンレス製ボトルだったので、ここが一番気になっていました。
結果としては全く問題なし!飲みやすいです。
当然、プラスチック製のボトルと違って手でギュッとしたりはできませんが、慣れれば不便に感じることはありませんでしたよ。
内部のチューブが空気穴の働きをしているので、スッとドリンクが流れ出てくれるし、一気に飲みたいときは口を付けて吸えばOK!
ドバっとドリンクが溢れることもないので、むせる心配もありません。



ただ走行中に片手でサッと飲みたいときに、ロックの解除をするのにコツが必要かなと感じました。
見た目がオシャレ
ステンレス製ポディウムは、見た目がオシャレで所有感が満たされます。
お気に入りの道具を持つことでモチベーションが上がるのは、ロードバイクのような機材スポーツではあるあるです。



見た目の付加価値もメチャメチャ重要!
趣味でロードバイクに乗っているわけですから、ビジュアルにこだわりを持って優雅に楽しむのもステキです。
キャメルバック「ポディウム ステンレス」のデメリット



ポディウム ステンレスのデメリットも把握しておきましょう。
| メリット | デメリット |
| 〇保冷力はバッチリ 〇ステンレス製だが飲みやすい 〇見た目がオシャレ | ×重量が重い ×傷がつきやすい ×価格が高い |
重量が重い
ステンレスボトルを買おうか迷っている人の最大の懸念点が、重量の問題でしょう。
ハッキリ言って、ポディウムに限らずステンレス製のボトルは重いです。
【ポディウム ステンレスの参考重量】
| 530ml | 295g |
| 650ml | 365g |



ステンレス製以外のモデルと比較してみましょう。
| ノーマルのポディウム (620ml) | 73g |
| ポディウム チル (620ml) | 99g |
この二つのボトルはどちらもプラスチック製です。



ちなみにポディウムチルは、ノーマルの2倍の保冷保温力を持ったモデルです。
御覧の通り、圧倒的な重量差です。
この重量差と、灼熱のライドでキンキンに冷えたドリンクを飲める快感とを天秤にかけるわけですが、近年の猛暑を考慮すれば、私は冷え冷えドリンク一択ですね。



肌も焼ける猛暑の中、ライドしながらの冷えたドリンク!
一度味わったらもう戻れません!
夏場のサイクリング・ツーリング・普段使いには、断然ステンレスボトルがおすすめ!
ただし、魂をかけたガチのレースでは軽いプラスチック製のボトルにするなど、使い分けるのがおすすめです。
傷がつきやすい
ケージから抜き差ししていると、ボトルの表面にメチャメチャ傷がつきます。
私はパールカラーを購入したんですが、数回のサイクリングで早くも目立つ傷がついてしまいました。
それなりの値段のするものだし、デザインがオシャレで思い入れを込めれるボトルだっただけにショックは大きかったですね。



「ステンレス製ボトルとはそういうもんだ」と割り切ることで、メンタルを保ちましたよ。
キャメルバックのポディウムだけでなく、他社のステンレス製ボトルも傷がつきやすいのは同じです。
私の場合はボトルのパールカラーもメチャメチャ気に入っていたので、少しでも被害を抑えるためにボトルケージをアルミ製から樹脂製(プラスチック製)のものに変更しました。



傷がつきにくい無塗装のメタルカラーを選択するのも予防策として有効です。
ポディウムステンレスはオシャレで価格も高く、愛着の湧くボトルなので、大切に使いたいならアルミ製などの金属製のボトルケージは避けた方が無難です。
樹脂製の横差しタイプのケージが、最もダメージを抑えられるかなと感じました。
価格が高い
ハッキリ言って価格は高いです。
普通のプラ製ボトルを何個も買える価格です。
ただ重量のところでも述べましたが、真夏の炎天下でキンキンに冷えたドリンクを飲める幸せと比べてどうかという判断になってきます。
| サイズ | Amazon価格 |
| 530ml | 5277円 |
| 650ml | 5707円 |



こちらはメタルカラーのAmazon価格。
カラーによって価格は異なりますよ。
まあでも数千円の投資で、真夏のライドでもモチベを保って楽しめるきっかけになりますからね。
この際、体温より温まった水ともオサラバしちゃうのもアリですよ。
もしポディウムステンレスをちょっとでもお得に購入したいなら、Amazonのプライム会員限定の特別セール「プライムデー」を活用するのもおすすめです。
プライムデーは年に一度の大型セールで、通常7月に開催されるので、ここに狙いを定めるのもアリ!



フフフ…Amazonの夏の特別セール…
あなたなしではもう生きられない…



お得なプライムデーに参加するなら、Amazonプライムに加入しましょう!


キャメルバック「ポディウム ステンレス」はこんな人におすすめ!
夏にもロードバイクに乗る人にポディウムステンレスはおすすめです。
ホントにのど越しがキモチイイので、一度体験してみるべきボトルです。



もう戻れないカラダになってしまいますよ…
- 夏に自転車に乗る人
- ステンレスボトル未経験の人
- ステンレスボトルで一度失敗している人
ステンレスボトルを使ったことがない人にも、ポディウムステンレスはおすすめです。
重量や飲み心地をネックに感じてステンレス製に手を出さない人も多いと思いますが(私もそうでした)、このポディウムステンレスはそんな心配は不要ですので、安心して使ってみてください。
夏場のライドが本当に快適になりますよ!
「他社のステンレスボトルを使ったけど、思ったより保冷してくれなかった」って人にも、このポディウムステンレスをおすすめしたいです。



この保冷力で不満に感じるってことはないですよ。
キャメルバック「ポディウム ステンレス」レビューまとめ
本記事では、キャメルバックの「ポディウム ステンレス」を徹底レビューしました。
- 冷たいドリンクをキンキンに保ってくれる
- 走行中でも飲みやすい
- オシャレで所有欲が満たされる
そんなポディウムステンレスは、真夏のライドには欠かせないアイテムです。
今後も続く猛暑に備えて、ぜひチェックしてみてください!



炎天下のライド中のキンキンに冷えたドリンク!
た、たまらん…
| メリット | デメリット |
| 〇保冷力はバッチリ 〇ステンレス製だが飲みやすい 〇見た目がオシャレ | ×重量が重い ×傷がつきやすい ×価格が高い |


